第10試合目 2
今回の試合では『真奈』と1つ目で表示され、2つ目は『香理』との選択画面が表示された。それと『便利なレンジ』という初キーワードが!
「おっと、今回このワードが出ましたか。意味はそのまま。材料を用意・レンジ使用前後はどちらでも構いませんが味付けを忘れずに。それだけで良いレシピを教えてくださいね」
司会者の簡易な説明はすぐに終わった。改めて料理を作る工程が楽な料理をレンジを使ってというのが趣旨のようである。真奈と香理はキッチンスタジオまで楽しみだからか早歩きだったりウキウキした気分が行動に表れているのかスキップのような形でスタジオの食材のある場所まで向かっていった。
今までの中、今日ほど、全員が料理を作る気持ちになっているという回はなかったのではなかろうか。選ばれなかったのだから仕方がない、今日は自分のやるべき事をしようと妥協する風良や高美のような考え方の人達がいたり「私達選ばれなかったね」と会話しながらもし連戦だったらどうしていたかの想定を話し中で楽しそうな奏と有音。込流と想はストレートに選ばれなかった残念さを態度で表していたりしていた。
「審査員の方々、今回の対戦者以外の皆さんも観客席に移動し終えたみたいですね? それではキッチンスタジオのお2人は準備が整い次第いつでもどうぞ。制限時間は10分あれば
問題なさそうですね、決定されました」
すぐ出来るおかずというものはそれ単品でメインとして出す家庭もあれば副菜として足りないものを補う役割として作る家庭もある。何を作るかどうしようといった様子で食材の置いてある冷蔵庫に2人同時に向かった。
「あら? 香理ちゃん、あなたももしかしてこれ!?」
冷蔵庫のチルドルームから3パック連結のハムを取り出した真奈。聞かれた事に香理がうなずく。
「そのまま使えて重宝する食材ですよねこれ」
3パック中2パック取り出して真奈が余りはチルドルームにしまい直す。それから真奈がもやしを2袋、香理がキャベツの葉を多めに持っていった。
最初は2人ともが同じ作業をしていた。小鍋に沸騰したお湯を入れて強火で振りあらい。これは添加物をほぼなくす効果があるのである。
「少しわかりにくくなってしまう恐れもありますが、私は両者の元へ行き来する感じで料理順序を追っていきますね」
そう言ってまずは香理のところへ行く司会者、彼女がハムとキャベツを切っている段階だったので立ち会う。
「ハムはいちょう切りにしました。キャベツはざく切りにしちゃってくださーい。キャベツについては面倒だったらちぎっちゃうだけなんていうのもありじゃないかな」
「一旦ありがとうございました。さて、移動します」
司会者が頭を下げて、真奈の所へ行った。そして彼女の調理台で見たのは――――――
「簡単なので見た通りですよ」
ハムを千切りにしたものを皿の上へ。ピーマンはわざと切らず命が来た瞬間に半分にしてタネを取り、手早く細切りに切り揃える。更にボウルを用意して近くに持って来ていた調味料=しょう油と酢、ごま油各大さじ2を合わせた。その後に少しばかり塩こしょうも加えて。
この後は香理と真奈2人とも耐熱容器で加熱するだけのようである。
パソコントラブルのため、どうにか間に合わせたという状態(割烹で話題にしようか……)
早くストック作りたい。。




