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クッキング☆えんじょい   作者: 霜三矢 夜新
得意分野で勝負編
169/204

第21試合目 3

「いつもの部活の成果、見せて来なよ、有音」

「うん、行って来るね」


 奏に軽く背中を叩かれた彼女は、彼の手の甲に手を置いてからキッチンスタジオに向かった。真奈は高美と目が合って応援の言葉をもらったので感謝の意をお辞儀で示す。

「対決前に少しだけ補足説明失礼します。古き良きお雑煮、おせち、餅料理などもいいものですが普通の料理なら? を考えてみて下さい」

 つまりはお正月だからってお祝いの料理、おもてなしな感じの料理を作らないのもあり。正月から普段通りの料理なら何を作りたいと思うのか。正月(年末年始)ぐらいゆっ

くりしたいから簡単料理などを教えてみては? という事。どんな料理レシピでも構わないと付け足すのを忘れずに。



「それでは作りますよ」

 まず作りたいと思う献立の材料を持ってきたのは有音。鍋のお湯を沸騰させるために強火にした今の内に好みの量、大根を5cm位大根おろしに。そばが茹で上がったのでお椀によそう。細かく切った梅干しを大根おろしに混ぜて『梅おろし』にした。それと小えびや長ネギともやし等好みの具材を入れて完成。

「一人前の量が少ないお手軽温そばです。これはのびちゃうので司会者さんがどうぞ」

 審査開始のの数分前にまた作ると有音に聞いた司会者(命)は約得だと思えば良いかと考えて審査員達に一礼してから蕎麦をすすり始めた。

「これも料理の審査に使う料理の一つですから私の感想は省かせて頂きますね」

 そうはいっても一口目に味わってから先、二口目以降に一気のすすりの時点で美味しいのに間違いなしとわかってしまうというものだ。

「私も一品目を作ります」

 そう真奈が言うので司会者は見に行く。作ろうとしているものは<まぐろのたたきを使ったとても楽な前菜>との事。

「まぐろのたたき、味付けはこうよ」

 オリーブオイル小さじ5杯で塩小さじ1/5、それと粗挽き黒こしょう少々だけ。

「これを使って盛り付けね」

 クラッカーにまぐろを乗せて、お好みで小ねぎなどを添えるのみ。


 有音にしろ、真奈にしろ、次の料理を作ろうという所で他出演者が手を貸した。

「どのミニトマトがいいかな?」

 有音のつぶやきに込流が目利きで選んだミニトマトを手渡した。これは反則かなと減点を主張した命の目にステーキ用の肉を手渡す奏の姿あり。

「ふむっ。いつも通り対決してもらうつもりだったが年末年始だからか全員自分の腕を主張したくなったのかな? よろしい、ならば包味連合と板野連合を組みたまえ」

 対決している2人以外の出演者達がどちらかの連合に入った(連合名は仮です。彼女達は連合うんぬんを使わないかもしれませんし)


「このプチトマト、どう切りますか?」

 想に問われた有音が十字の切り込みを入れてと頼む。切込みを入れたミニトマトをのせた皿をもらって味付け。玉ねぎと細切りにしたものを更に半分に切って切り込みの中に入れる事もした。ゆずぽん酢大さじ4と散らすぐらいに小さくしたシソ、白ごま少々で出来あがりである。


 たまにはこういう変則的な試合形式もあり。

審査(評価)はしないかもしれない、アドバイスとかかな(検討中)



下書きに時間がかかる事ある(ネタ出しとか)パソコンに打ち込むのが時間かかる時有る。

結論ーマイペースで行こう



今の理想は最適月2回更新なんだが……

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