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クッキング☆えんじょい   作者: 霜三矢 夜新
得意分野で勝負編
134/204

第18試合目 2

「うん、僕もそう感じるの!? ってさ。仰天しちゃったよ。外の気温を16℃とか27℃って言っているのは何でだろ? と思っていたらマイナスを省略していると聞いたり」

つい最近東京から来た奏達に風良が気温の話と関係のある質問を出した。

「北海道は1年中涼しい、または寒いが大半な訳だけどTシャツを使う必要があるのかって答えてくれるかな! もちろん有音ちゃんと相談しても良いよ」

 奏は有音と相談して良いと許しを得たので2人の考えを総合しようとする。

「それでどう思う? 人によって違うとかじゃなくて平均的にって事だと思うんだけど」

「夏でも涼しいもんねここ(北海道)。あれ、まさか冬にTシャツを着るかどうかだったりしますか?」

 今回は冬についての話題予定だったから季節を限定したのかと確認する有音。言葉が足りなかったねと風良が謝罪した。


「そうそう、冬なのにTシャツ一枚な人が結構いるかどうかを聞きたかったんだよ」

 質問の訂正により奏が有音と共に考え直す。

「うーん、外はそんな格好じゃ凍えちゃうよね。Tシャツ一枚な人はいないんじゃないかな」

「待って奏! 場所とか限定してないよ。室内だとしたら空調や暖房器具の効果が二重窓のおかげで高められていると最大限にわかるし」

 2人でこの答えにしようというのを決める前に風良の顔などを見る奏達。あまり顔には出ていなかったようで室内室外など関係なく、など考えて総合判断する。

「決めた、薄い春秋用の長袖服を着ている人はいるけど半袖は人は少ないと思います」

 彼らはそういう考えに至ったんだな、いろんな想像の元で決定したことだろうと思う風良。しかし、彼が質問の答えとしてはハズレだと告げた。

「ヒントを出さずにどこまで問題の意図に気付けるか確かめたかったんだよ。有音ちゃんは良い線いっていたから惜しい」

それから風良に問題の解説を聞き、2人共が納得した。確かに学校だとか買い物先の建物などで暖房器具の強さが大きい気がする。


「ケーブルテレビ局までそろそろだけど、もう少し話せそうかな。君達は冬の北海道で気をつけた方が良い事がわかるかい?」

「北海道出身在住のクラスメイトに教えてもらったりしてますよ。奏も聞いてたんだから一緒に答えよう」

 風良にうながされて聞いて覚えた事を口にする奏達。例えば歩き方について、転ばないようにペンギン歩き(すり足でもOK)だとか、防寒靴の雪を落とす専用マットはお店入口に

あるからちゃんと使わないと滑って危険だからねといった話。かさよりフード付き上着(ナイロン製が良い、水を弾く素材なので濡れにくい)を活用するといった事を教わった

と2人が言う。彼らがどっちの意見を言ったのかは自由に想像して下さい。


「今日は聞き役になっちゃっていたけど、少しでも話に参加したいわ。色々と聞いているみたいね」

「知っといた方が良いという話をクラスの人達が教えてくれているんだ。そういった話をもう少しばかり掘り下げて語らせてもらうよ」

 北海道の冬についてのアドバイス的な事を詳しく話そうとする風良。奏達は何を言ってもらえるか気になった。



 来週更新出来るかどうか不明な状態


頑張りますb

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