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第六話目!

次話ぐらいからストーリーが

動き出しますのでお楽しみに^^


放課後みんなと遊べるというお楽しみは、

思いのほか勉強をはかどらせ、あっという間に帰りの時間。


「やっぱりカラオケとかじゃないでしょうか……」

「何か普通すぎじゃねぇか?」

「亮はそうやって否定ばっかりじゃん。だったら何かいい案出してよ」


そして今はどこに遊びに行くかで議論が交わされている最中である。


「う~ん、だったらゲーセンとかがいいんじゃね?」

「いや、そっちの方が普通じゃん」

「そうですよ」


などと、議論は平行線をたどり、なかなか決まらない。

僕としてはどこに行っても楽しそうだし、まだこの町については素人だから

特に口出ししてなかったけど、このままじゃらちが開かないなぁ。


「だったらどっちとも行けば良いんじゃないかな?時間があればだけど」


僕がそう口を開くと佐伯さんと音根さんは

それもそうね(ですね)と納得してくれた様子だが、

中川君だけは何故だか苦い表情をしている。


「お前らがそれで良いのなら別にいいが、俺は途中で帰らせてもらうぞ。

長い事遊んで満月を拝む事になるなんて絶対に御免だからな」


「だから満月って何の事なの?」

さっきからそれが気になって仕方がない。


「お前にはまだ一億年と二千年早いから気にするな」


「遠すぎるよ!それを聞くためだけにそこまで長生きできないからっ!」


なんで中川君はこんなにもらすんだ……!

「分かった。じゃああと一億年早い」


「いやいやいや!なんで一億歳までだったら

生きられるだろみたいな言い方なの!?おかしいよ!」


「よし、この時間ももったいないしそろそろ行こうぜ」


スルーですか。都合が悪くなるとスルーですか。さいですか。


「ゲームセンターの方が学校から近かったのでそちらから行ってみるのはどうですか?」


「ゲーセンか。行くのは久しぶりだし、楽しめそうだな」

何て事をいいながら中川君はイスから立ち上がり教室の出口へと歩き出した。

元居た町でもそんなにゲームセンターに行ったことがなかったから

どんなゲームが置いてあるのか分かんないや。

なんて事を思いながらも、僕は中川君の後を追った。















ありがとうございました^^

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