死闘
目が覚めるとそこは漆黒の空間だった
「ここが厄災龍の精神世界」
その時凄まじいオーラが吹き荒れるそこにいたのは人型の厄災龍だった心なしかロトス兄さんに似ている
「まさか俺の肉体をあっさりと倒すとはな恐れ入ったよだがここは俺の精神世界地の利もありここではより力を出せる龍神の力を持っていてもお前では勝てない」
「そうかよ 獄炎の雷鎖〈ボルトチェーン〉雷電龍〈ボルトドラゴン〉」」炎を纏った雷の鎖がやつを縛り上げそこを雷の龍が襲うだか
「これぐらいでは死なん」
無傷のやつがそこに立っていた
「一応これ龍神様の使う魔法なんだけど」
「俺も昔は神だったからな 死黒龍〈デスドラゴン〉呪死の咆哮〈カースロア〉」
あらゆる生命を呪い殺す咆哮がジャンに迫るが
「魔法刀技 雷の太刀〈割断〉」
咆哮を切り裂くだけに止まらず奴に襲いかかった
その時奴の周辺の空気が歪んだその歪みは雷の太刀を防いだだけでなくその歪みの中から一振りの剣が現れた
「死滅剣ペルデーシ呪われた剣だ斬られたら最後非業の死が待っている 確かこうだったか炎の太刀〈侵燃〉」
「魔法刀技が使えるのか 水の太刀〈変幻〉」
お互いの技が打ち消し合う
「俺は今までいろんな魂を依代にしてきた記憶を読んで技を再現してみたのだ ではお前の尊敬する今の依代が好んで使った魔法を見せてやろう氷雷〈スノーライト〉」
「今更そんな魔法」そう言いながら氷雷を切るとなんと切断面から別の魔法が現れた
「死嵐〈デスストーム〉」
(ぐお…不味いもろに貰ったしかも呪いが侵食してきた今は龍神様の力があるが無くなると死ぬ早く決着をつけなければ)
だが奴は考える時間を与えてくれなかった
「死黒龍〈デスドラゴン〉死炎の呪息〈デスブレス〉」
死を内包した炎が眼前に広がる
(これ一つの太刀じゃ無理だどうすれば…2つ合わせれば良いか)
「氷雷の太刀〈凍断〉」
絶対零度の雷の太刀が炎を凍らせ切った
「ほう気付いたのかしかも的確な対策だ(こんなことしてる奴記憶を覗いてもいない凄い才能だ)」
(そういえばこの太刀は刀を属性のイメージに近い振り方をすることによって属性を得るなら付与と合わせれば)
「嵐の太刀〈断空〉二重付与炎岩〈マグマ〉」
嵐の太刀に炎岩〈マグマ〉の力が乗る
「面白い技術だまたも見たことがない 死龍の太刀〈破滅〉」
(こいつにどんな属性魔法も効かない威力が足りないからだだが龍神様の魔法なら通用するその証拠に奴はバリアを展開していたがそのバリアを打ち砕いていたなら勝機はある)
「雷電龍〈ボルトドラゴン〉雷龍の電爪〈ボルトクロー〉」
「一度見ただけで二段階魔法を 死龍の滅爪〈ペルーシクロー〉」
(奥義 龍の太刀〈天雷〉…嫌これじゃ足りないもっと進化させろ)
「俺最高の太刀だ遠慮なく貰っておけお前には受け取る資格がある
久々に楽しかった厄災の太刀〈絶望〉」
視界一色に漆黒の太刀筋で埋め尽くされた それに触れたら最後悲惨な死を遂げることを嫌でも本能が感じ取る
(これだ…これだよ)
一拍おいて破壊の嵐が巻き起こった
ーーーーーー
「今までもそしてこれからの中でも一番最高の龍伐士だったこれ程の逸材はもう2度と現れないだろう…天晴だ」
「人を勝手に殺すな」
「な、なんだと なぜ生きている」
そこには血塗れになりながらもしっかりと大地を踏み締めているジャンの姿があった
「身体中に電気流して反応速度など諸々上げて更に龍神様の雷には光属性が少し込められていてその御蔭で治癒までできたまあ完全にとは行かなかったけど」
「お前少しハイになってないか」
「ハイ?…そうかもな今すっごく気分が高揚している自分が更なる高みへと成長しているのを実感しているよ 俺がついさっき辿り着いた境地見せてやる
雷電龍〈ボルトドラゴン〉雷龍の咆哮〈ボルトノイズ〉」
直後雷を纏った爆音波が響き渡る
「ぐぉーー(頭が割れそうだしかも身体が痺れる)だがこれしきでは」
「そっちは目眩まし本命はこっち祝福の太刀 〈龍伐・破邪希照〉」
「う、お…」
奴が見た光景は金色に光り輝く雷を纏った龍が自らを飲み込もうとしている姿だった
これが奴の最後に見た光景だった
かくして長年に渡って達成出来なかった悲願が今日叶った
…




