龍災の予兆と隊長との対話
日が暮れて静かになった山の麓で似つかわしくない剣戟音が響く
その音が静まったころある話声が聞こえてくる
「最近この近辺での出撃命令が増えたよな」
「ああ しかも前のやつより強くなってる龍災が近いのかもな」
「嫌だね〜 そういえばそろそろ隊長の龍神の試練が近いよな」
「ああ ハル隊長やジャン隊長がこの試練をするが突破できるだろうか」
「ハル隊長はロトス隊長を越えた史上最強だからな突破するのは確定だろ」
「そうだな」
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もうすぐ龍神の試練がある本来ならここでジャン隊長が龍神に認められ今までの隊長とは違う力を貰い龍災を完全に滅ぼせるのだか今はハル隊長が龍神の試練を最初に突破する可能性が高いそうなると龍災を滅ぼせなくなるかもしれないただ気になるのは魔力に黒い靄がかかっていたことだしかももう一度見たとき身体中に広がっているあれはなんだ
これからのことを考えていた時風を切る音と声が聞こえてくる
「ふっ…はっ…」
あれはジャン隊長か 見計らって差し入れでもしようか話も聞きたいし
「隊長 お疲れ様ですこれどうぞ」
僕はタオルと水を渡した
「ん…おおエージェか差し入れかありがとう」
「龍神の試練に向けての特訓ですか?」
「ああそうだ私は必ず突破して龍災を完全に滅ぼすという目標があるからな」
「どうしてそこまで」
「前一番隊隊長ロトス・リグレードを知っているか?」
「はい 元史上最強だと聞いています」
「あの人は僕の兄さんなんだ義理だけど」
「あー聞いたことあります」
「それであの人の悲願なんだよ龍災を無くすことが」
「だからジャン隊長がその遺志を継いでってことですか?」
「そのとおりだ それでハルとはロトス兄さんの兄弟弟子でロトス兄さん亡き今2人で協力して龍災を無くすのを目指していたのだが隊長選抜試験の日から人が変わったようになってね強さだけを求めるようになったんだハルは俺と同じくらい強くて頼りがいのある兄弟子だったから最初はびっくりしたよ」
「そうなんですね…もしよろしければ私も特訓に付き合いましょうか一人でやるよりいいでしょうし私も強くなれますから」
「確かにそうだななら付き合ってくれ」
こうして朝になるまで特訓した




