ドラロッド
パキパキ
「グギャー!グギャー!」
ポツポツ…
「バサバサ…」
「こんな森の中に…今生まれたてのドラゴンの赤ちゃんがいるぞ…村を破壊されるのも嫌だし…ここで…」
「ブバオオオオオ!」
「なんだ…なんだ?!ドラゴンか?!」
「うわああああああ」
「グギャー!グギャー」
「ガルルル!ガル!」
ガブ
バサバサバサ
これから始まる…俺のドラゴン生活
キラーン
「グギャオ…おはよう」
「あら、早いね」
「今日は旅に出る日だからね」
「あーそっか!気をつけてね、人間には要注意しなさいよ」
「はーい!行ってきます!」
グルグル…
ガコン
「とゆうか…俺まだ火を吹けないんだよな…吹けるとしてもちっちゃい火花だけ…こんなんじゃ勝てないけど威嚇ならできるし尻尾攻撃も噛みつきも爪攻撃もできるしまぁいいか」
「よし、ドラゴンギルドに行ってみよう」
チャリーン
「うわぁ…強そうなドラゴンが沢山いる」
「誰に話しかけよう…あそこの人に話しかけてみようかな」
「あのー」
「あ?」
「仲間って…募集してますか?」
「うるせぇな、こっちはもうまんぱいなんだよ、見れば分かるだろ?」
「すみませんでした」
(怖…怖すぎて話しかけれないよ…いやダメだ!こんな所でひよってても!)
「すみません!仲間って募集してますか?」
「ん?…あ!いいよ!全然!」
「え、本当ですか?ありがとうございます!」
「あーあと敬語使わなくていいよ!普通に話す方が話やすいし」
「もしかしたら使うかもしれないです!敬語を!」
「大丈夫だ!」
「よし…集まったね、みんなは何の為に集まった?」
「人間を滅ぼすためー」
「なんか楽しそうだったから」
「全ての宝を手に入れる為」
「俺はなんかモンスターとかいう奴を倒すため!」
(どうしよう…なんと言おうかな)
「俺は!世界を救うため!」
「世界を救う?…モンスターを倒すって事?」
「いや、多分!魔王的なのがいると思う!多分」
「確かにいそう…」
「どうでもいいから人間滅ぼそうぜ」
「みんなは何属性?」
「俺はなー…闇」
「私はリーフ」
「僕は噛属性!」
「俺は水」
「俺は火」
「ほーう…そういえば自己紹介忘れてた」
「じゃあまず…闇属性の人から」
「俺はブラゴンだ」
「次リンゴです」
「オッケー次」
「ドッバです!」
「よし次は」
「はい!ファイターだ!」
「そして…リーダー俺はアクアドラだ!
「いい感じな属性だね」
「うん」
「よしじゃあ…準備はいい?」
チャララン
「この空気ゴンに乗っていくよ」
「なんでとばねぇんだよ」
「飛んだらエネルギーが少なくなるから」
「じゃあ乗って」
クルクルクルクル
ヒューン
「降りる所で降下するよ」
「よしここで降りるよ行くぞー」
「3、2、1…GO!」
「フュうぅううう」
「バサ…バサッ」
トン
「森の中に入ったけどここであってる?」
「合ってる!多分!」
「じゃあ進もう」
どしどし
「結構離れたんじゃないか?」
「ん?…奥に何か見えます!」
「宝かな??」
ドシドシ
「これは…ドラゴンだ!」
「気絶してる」
「なぜだ?…木の棒にでもぶつけたのか?」
「わからない…」
ギョロ
「ん…?」
「目玉?…」
「見つけたぞぉぉー!」
「みんな!飛べ!」
バサバサバサ
「よしみんなで技を打つぞ!」
「ウォータービーム!」
「ダークホール!」
「噛み付く!」
ガブッ
「リーフウィング!」
「ファイヤーヒート!」
バチッ
「くっ…全然食らわない!」
「やっぱり…火の粉しかでない…」
「爪で行くか…」
「ふっ!」
ジャキン
「皮膚かたっ!」
バゴン
「このモンスターってまさか…サイクロプスか?!」
「まぁ、倒せば問題な」
ガシッ
「し…」
「ウォータービーム…!」
「で、出ない…」
「リーフウィング!」
スバッ
「邪魔ダァァ!」
ドゴーン!
「リンゴオオオ!」
「ダークホール!」
「いでで…引っ張られるけど…お前を掴んでやる!」
ガシッ
「ウオッ?!」
「くらえ!噛みつき!」
ガブ…
「硬い!」
「邪魔だ!どけぇ!」
バゴーン
「バサバサ」
「ひっかき!」
「爪が…削れてる…」
「ファイヤーヒート!ファイヤーヒート!」
チリッチリッ
「全然火がでない…どうすれば…」
ギリギリ
「…そうだ…爪と爪?高速ですり合わせて…」
ザザサザザザザザザ
「何やってんだお前?」
ボォン
「火が出た…!」
「ファイヤークロー!」
「あっぢ」
「弱点は目ん玉だあ!」
「あぢぃ」
「うおおお…」
バタン
「大丈夫か!みんな!」
「ああ…そんなことよりも…サイクロプスの皮膚…オラ!…」
「よし」
「それじゃあ…どこ行こうか」