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真剣に読まないように。

なれそめ。

作者: caem


 分かってはいたけど 気づけばいつも


 涙目で 向こう側を眺めていたんだ


 しっかり掴んでいたハズの心は


 遥か遠く


 やがて 冷めきったティーカップ


 薄めるためのミルクすら ケーキにも口をつけない


 店側にとっちゃあ 厄介なお客さんだろう


 でも こちとら のっぴきならない状況なんだよ


 ふたりして続く沈黙 心当たりはあるようで無い


 とにかく気まずい それだけは


 別れ話になるのだけは避けたい


 うわー どうしようか ちょいと待たれや


 突如 こっちを向く彼女から


「妊娠したんだけど」


 苦い珈琲に 足す塩味


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― 新着の感想 ―
[良い点] 気まずさからの驚きの展開が良かったです。
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