お久しぶりです、魔界さん。
アトラ視点
「……」
故郷に帰ってきた途端、みんながざわついた。
ボク…そんなに嫌われてたんだ…
改めて思うとなんかショック。
「よ、アトラ?」
あ
変態だ。
「誰が変態だお兄様と呼べ」
え?豊辺?なにそれ?
「ぶっ殺すぞ」
「女の子の前でそういう事言わないでください。」
「…/////」
あー…ティアスかわかわ
抱きついた瞬間あったかい。可愛い。照れてるのー照れてるねー
「…みゅ…」
「あ?今のがお前の彼女の」
うっさいバカああああっ!!
別に彼女じゃないし!ただボクが恋愛感情的なとこで好きなだけだしっ!
「ツンデレアトラかわゆい」
「んなっ…」
別にかわゆくないし…ティアスがかわゆいんだし…
「全力否定するね?」
「いや可愛いから」
「可愛くない」
「可愛い」
「お前らなんで喧嘩してんの?」
『可愛い合戦?』
「馬鹿じゃねぇの」
その通りだと思うと思いません。
「ふ、まあいいか。とりあえずだ、お前らは帰れ。」
「来た瞬間帰れと言われるとは予想の中でした」
「…」
そりゃそうですよ当然です。
「あの…アトラのお兄さん?」
「あ?文句あるか?」
「…アトラのこと嫌い?」
「当たり前だ。」
知ってます。
「わぁ!だれですかお兄さん!」
なっ!?急に背中に突っ込まないでください!
ってなんだ、小学生か…ボクのこと知らない世代かな…?
「っな、十花!その人に近づかないで…!」
「なんで、何も悪いことしてないし!目、見えにくいみたいだし!」
「っ、でも…!」
「あはは!」
つい笑っちゃうよ。
ほんとに、昔は味方なんていなかったんだなぁ!
頑張れ昔の自分!言ってもムダだけど!
「お前何笑ってんだよ」
「い、いやw昔ほんと味方なんていなかったんだなぁってwww」
「なんで笑えるの…?」
「今との違いかなww」
はー、面白かったぁ。
「化け物め…メンタルまで化け物だとは…」
「いや、化け物って、異種ってだけじゃ…ボクなんも危害加えてませんでしたよ?それにティアスもおんなじ…いや似てますし。」
天使だけどね。
「悪魔と悪魔からうまれた狐の血を持った化け物か…ちっ、めんどくせぇ」
「いや…天使なんですが、私。」
「は?」
「え?」
「可愛い」
「えぇ!??」
「お姉ちゃん真っ赤〜」
「〜っ!/////」
あ、可愛い。殺される。
「お兄ちゃん来て!こっち!」
「ちょ、十花…!」
「ほらほらあっち!あの草原!」
…あの草原…知ってる。
「うん、わかった、行こうか!」
ただ、あの猫と会った場所。ボクの、すごく大事な草原。
「懐かしい…かな…?久しぶり…なのかな。」
「お兄ちゃん、はやく!」
「あ、ご、ごめん!」
走り回るの早くないですか?
周りはうるさいなぁ…静かなのが好きだよ。ボク。
「なんで帰ってきて…!?」
「…子供を、事故に見せて殺す気じゃ…」
「いやしませんから!?」
怖いことばかり思いつきますね、ここはほんと…
「…ひぁ!?」
「わっ!?」
な、なんっ、な、な!?
頭の上からなんか電流が…!?
「っあ!」
「…ご、ごめんアトラ…その…耳…」
あ、お姉ちゃん。狐の耳ですか。
ここいろいろ危ないんで痛いんで。
「痛い痛い痛い」
「え?あ、ごめん…」
「っあ、そういえばただいま」
「あ、おかえり」
困惑するよね、いきなり弟が帰ってきてて子供と遊んでたら。
「う、うん、まあ…うん。…こっち来て大丈夫なの?」
「異変なうなので」
「なるほどね」
わかってくれてありがとうございます。
「…なんで帰ってきたのよ、化け物!」
うーん、ブーイングっていうのかな、酷いなぁ…
まいいか。
「ティアスおいでー」
「ふぇ?あ、うん!」
「キャッチ」「……」
故郷に帰ってきた途端、みんながざわついた。
ボク…そんなに嫌われてたんだ…
改めて思うとなんかショック。
「よ、アトラ?」
あ
変態だ。
「誰が変態だお兄様と呼べ」
え?豊辺?なにそれ?
「ぶっ殺すぞ」
「女の子の前でそういう事言わないでください。」
「…/////」
あー…ティアスかわかわ
抱きついた瞬間あったかい。可愛い。照れてるのー照れてるねー
「…みゅ…」
「あ?今のがお前の彼女の」
うっさいバカああああっ!!
別に彼女じゃないし!ただボクが恋愛感情的なとこで好きなだけだしっ!
「ツンデレアトラかわゆい」
「んなっ…」
別にかわゆくないし…ティアスがかわゆいんだし…
「全力否定するね?」
「いや可愛いから」
「可愛くない」
「可愛い」
「お前らなんで喧嘩してんの?」
『可愛い合戦?』
「馬鹿じゃねぇの」
その通りだと思うと思いません。
「ふ、まあいいか。とりあえずだ、お前らは帰れ。」
「来た瞬間帰れと言われるとは予想の中でした」
「…」
そりゃそうですよ当然です。
「あの…アトラのお兄さん?」
「あ?文句あるか?」
「…アトラのこと嫌い?」
「当たり前だ。」
知ってます。
「わぁ!だれですかお兄さん!」
なっ!?急に背中に突っ込まないでください!
ってなんだ、小学生か…ボクのこと知らない世代かな…?
「っな、十花!その人に近づかないで…!」
「なんで、何も悪いことしてないし!目、見えにくいみたいだし!」
「っ、でも…!」
「あはは!」
つい笑っちゃうよ。
ほんとに、昔は味方なんていなかったんだなぁ!
頑張れ昔の自分!言ってもムダだけど!
「お前何笑ってんだよ」
「い、いやw昔ほんと味方なんていなかったんだなぁってwww」
「なんで笑えるの…?」
「今との違いかなww」
はー、面白かったぁ。
「化け物め…メンタルまで化け物だとは…」
「いや、化け物って、異種ってだけじゃ…ボクなんも危害加えてませんでしたよ?それにティアスもおんなじ…いや似てますし。」
天使だけどね。
「悪魔と悪魔からうまれた狐の血を持った化け物か…ちっ、めんどくせぇ」
「いや…天使なんですが、私。」
「は?」
「え?」
「可愛い」
「えぇ!??」
「お姉ちゃん真っ赤〜」
「〜っ!/////」
あ、可愛い。殺される。
「お兄ちゃん来て!こっち!」
「ちょ、十花…!」
「ほらほらあっち!あの草原!」
…あの草原…知ってる。
「うん、わかった、行こうか!」
ただ、あの猫と会った場所。ボクの、すごく大事な草原。
「懐かしい…かな…?久しぶり…なのかな。」
「お兄ちゃん、はやく!」
「あ、ご、ごめん!」
走り回るの早くないですか?
周りはうるさいなぁ…静かなのが好きだよ。ボク。
「なんで帰ってきて…!?」
「…子供を、事故に見せて殺す気じゃ…」
「いやしませんから!?」
怖いことばかり思いつきますね、ここはほんと…
「…ひぁ!?」
「わっ!?」
な、なんっ、な、な!?
頭の上からなんか電流が…!?
「っあ!」
「…ご、ごめんアトラ…その…耳…」
あ、お姉ちゃん。狐の耳ですか。
ここいろいろ危ないんで痛いんで。
「痛い痛い痛い」
「え?あ、ごめん…」
「っあ、そういえばただいま」
「あ、おかえり」
困惑するよね、いきなり弟が帰ってきてて子供と遊んでたら。
「う、うん、まあ…うん。…こっち来て大丈夫なの?」
「異変なうなので」
「なるほどね」
わかってくれてありがとうございます。
「…なんで帰ってきたのよ、化け物!」
うーん、ブーイングっていうのかな、酷いなぁ…
まいいか。
「ティアスおいでー」
「ふぇ?あ、うん!…わ!?」
「キャッチ」
「…なぁっ!?」
「お兄ちゃん見て見て!お花!」
綺麗…だなぁ…
あっちに居た時は全然目見えなかったのに、今は色彩が、ぎりぎり分かる…
「脅威の回復力ね」
「…褒めてるんだよね?」
「めっちゃ」
「ありがとう」
可愛い。
「寝たい」
「眠い」
「激しく同意」
なんかあっちのボクのこと知ってる人たちが動揺してるんだけど。
あんな子だっけって全然違いますよ?
「アトラー、寒い」
「上着かりる?」
「借ります」
猫耳似合うなぁ…あれ狐耳出てきてます。
「…すぅ…ん…」
そしてなぜボクの上着の匂いを嗅ぐのだ。可愛すぎだろ。
「…ふふ…あっ」
真っ赤になるなし照れるわ
「…きゅぅぅう…」
きゅ!?きゅてなに!?
きゅん?キュンなの?
こっちがキュンキュンするよ!天使かよ天使だけど
「むににに…」
「さっきから反応可愛すぎるよ抱いていい?」
「どぞ…」
「…あったかひぃ」
「ん…すやぁ…」
かーわーいーすーぎーまーすー
「お兄ちゃんはそんな可愛い人と付き合えて幸せだねっ!」
「ふぇぇ!?」
「ふぁっ」
べ、べ別に付き合ってませんよ!?
「え、そうなの?」
「そ、そ、そうだよ…多分」
「…すやぁ」
ボクの腕の中で寝るな死ぬ。
っていうかほんとに背低いな…可愛いなぁ…
ボクロリコン疑惑浮上。
「十花…おいで!」
「やーだー!お兄ちゃんにくっついとくー!」
「…私のアトラ…(ボソッ)」
「ぐはっ…ティアス、今なんて…」
「何でもない…/////」
私の!?私のって言ったよね!?
「そういえばお兄ちゃん、こんなお話知ってる?」
「どんな?」
「えーっと、呪われた子のお話!」
「…ソレボクデスネ」
「そうなの?」
「ナマムギナマゴメナマタマゴ」
「早口だなぁ…な、なまむみなまぬめままままも!」
「まあ、最初はそんな感じだよね!」
うん!
「…ナマムギナマゴメナマタメィゴ」
タメィゴ?
「…噛んだ…」
…可愛い噛み方だなこれまた
「んん…」
あー…れれれ。天使かな。