いざとかいう厨二展開
ティアス視点
ஐ~ティアス視点〜ஐ
…
寝てる。
アトラが寝てる。
それはわかるの。だけどさ?
今冬だよ?服めくれてますよ?
「おーい…」
「す…ぅぅ…」
起きないね。はい。
ていうかなんか赤くない?
無造作に手をアトラのおでこに当ててみる。
あれ、熱い。熱?
「お、おーい…アトラー…?」
「ん…ぅぅぅう…」
キツそうで…大丈夫かな?
「起きて…」
「ん…?」
起きた。
「ティアス…」
ぼぅっとしてない?
と思ってたら、
「ん…」
ぐいっ
ん?
なんか引っ張られ
「…んん!?」
「♡」
なんっ…!?
いやいや流石に驚くっていやあのえええ!?
い、いきなりキスですか…
「へへ…」
「あ、これもうダメパターン?」
「…み、み、みたいね…」
あれをお兄ちゃんに見られてたのが恥ずかしい。
「お兄ちゃんこういうの詳しいでしょ?なんか知らない?」
「扱い雑だなー…wまあ、心当たりはあるよ」
「へぇ!教えて!」
とにかくなんでもいいから教えて!
「愛すべき妹にそこまでいわれると…教えようかな!うん!」
少ししか言ってない。でもありがとう!
「多分、空気じゃないかな?」
ん?空気?
いや、つらい空気ではないよ?
「そうじゃなくて、アトラくんここに来てどのくらい?」
「…詳しくは知らないけど、1年くらいだって…」
「じゃあ確率は高いね。」
ドユコト
「魔界と、人間界の空気がちがう。だから、人間界よりもずっと多くいた魔界に行ってないと、時々体調が悪くなる。ってこと。」
なるほです。
じゃあどうすれば…
「魔界に行ってみるしかないんじゃない?」
…え…
それは…ダメだよ…
アトラに、あの場所にはもう行かせたくない…
「でもどうするの?アトラくんが魔界に産まれたんだ、この確率はかなり高い。ただの病気なんて可能性、すごく低い。あって2%くらいだと思う。」
そんなに?
じゃあ…アトラに行ってもらうしかないの…?
…
「私、それなら一緒に行っていいかな?」
「…きっとキツいよ。それでもいい?」
「うん、別に大丈夫。」
だから、お願いします。
「…おっけ、そうゆうと思ったよ!」
よかった!
じゃあどうしよう?
いつ行けば…
「時間が経つと悪化する。今行くしかないよ!」
うん、しかたない!
「アトラ、起きて〜!」
「ん…やら…」
「…オムライスあるよ」
「ほんと!?」
早っ!?
「まぁオムライスこれから作るとして、創りながら話しがあるんだけど、いい?」
「おっけぇおっけぇ」
「よかった!」
あとは…アトラがわかってくれるか…
★。.:*・'☆少女説明なう☆'・*:.。.★
「…え…」
やっぱりすごくショック受けてるよ…ごめんね…
「…ぅ…頭痛い…」
大丈夫かな…?
「…それが、ティアスにとって…一番嫌で、一番早いと思うこと…なの?」
「……うん……」
「…っか…じゃあ…行く…」
え
「ティアスも、来てくれるんだよね?」
「も、もちろん!!」
ありがとう!
「じゃ、行こうか…」
うん
「一応、防御はしとくね?」
わかった!
スー…
魔界へいけるんだ…
アトラの産まれた場所に…?
「…いないといいな」
「…ん…」