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-君と僕と幸せに-  作者: CORE-失踪P-
2/9

来ないで、ほしかった。

グロテスクか?

゜:。* ゜.+.:✩✩:.+

この世に、欲のない人間などいない。

たとえそれが、人外であっても…

゜:。* ゜.+.:✩✩:.+






「できたよね?」

「多分、ね」


まあ、上出来ではないけど…≡ ˙-˙)

いいか!

んんん…疲れたな。


「明日は学校?」

「かもね…」


そっすね。はい。(´;ω;)

少しでもティアスと休める時間が欲しい。

と思うのは簡単だった。

次に起こること。それは今わかった。

ボクにとって、1番嫌なことが起こる。



ガシャン



「え?何!?」


来ちゃったか…


「ティアス、とりあえずハムスターを安全なとこに連れてこ!」


わざと慌ててる調子。こうじゃなきゃ。


「う、うん…!」


真っ青になっちゃって…

連れてったあと、ティアスを魔法で隠す。うん、簡単!

じゃあ、行ってくるね。


「よ、久しぶりだな」

「ですね。」

「俺のこと覚えてるか?」

「忘れられるもんですか、あんなやつら。」

「ほお?」


忘れない。忘れたい、忘れちゃいけない。


「…お兄様」

「正解☆」


相変わらずですね、その姿は。

17程の見た目なのに、23歳らしい。薄灰色の髪はまるで女性のように三つ編みがあるが、特に目立たない。


「質問させていただこうか!」

「…」

「お前、なんでここにいる?」


あんな牢獄を我慢できて一生すごすやつなんか、いませんよ。


「ほぅ?ここはなにがいいんだ?」


決まってます。


「てめぇらがいなきゃいいんだよ、ボクは。」

「急に口が悪くなったなぁ。どうしたよ?」


知るか。出ていけ。


「じゃあね。」


すぅ…

消えてく。

まあ簡単だろこんなん。楽なもんだ。


「ティアス、やっぱりのらねこだったみたい!」

「そ、そっか…うーん、窓どうしよ?」


あ、直します。


「え?」


ボク魔法は余裕なんで。


「あ、そっか。」


うん、じゃあ直すね!

って言ってるうちに終わっちゃうんだよなぁ…


「っ…は!」

「?…えええ!?大丈夫!?…」


あれ…なんか手に赤い…あ。

待ってくれ。これまさか…

あれか?なんだお兄様に会ったからなのか?待てこらどんだけあいつら嫌いなの。自分でもびっくりだよ


吐血って。


「えええ!?まってええ?大丈夫?寝る?」


大丈夫です。布団血で汚れますよ?


「シランナ」

「ここでネタ入れてくるんだねw」


まあ可愛いからいいけど。

って待て、血ならいくらでも補充できるけど、待て。それが逆に血押し出したらどうする。

あー、そんなこと言ってたらなんか…頭いたくなってきた…目の前が暗くなってくる…?


「ちょ、大丈夫!!?」


ティアスの声も遠くなってくような…

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