名前すごいけど、黒龍って不便だよなぁ
初めて書く作品です。
つたないところも多いですが
どうぞよろしくお願いします
精一杯頑張りますので応援宜しくおねがします
たくさんの人に読んでいただけたなら嬉しいです
あぁ、俺は死んだんだ。
そう理解した。死んだんだから理解する脳が動いていないのだが、なぜか理解できた。
そして、動きにくいが落ち着く温かなところにいる。
声がした。聞き覚えのない、苛つく声。
「君は、魔物かな〜、何かそんな感じするよ」
何言ってんだ?俺が、魔物?俺は人として死んだ。
だってちゃんと記憶が……ない。
思い出そうとしても、人の名前とか、そうゆうのが完全に抜け落ちている。
すると、また声がした。
「……さぁ、そろそろ君が誕生するよ。喜ばしいね、無事に誕生できるんだ。最後に、僕は神だ。そして君は、黒龍だ」
何を言っているんだ?神?黒龍?ゲームの世界かよ。
でも、あいつの声はなぜか理解でした。
言ってること意味わかんないけど、魂がそうなんだろうって、思ってしまっていた。
何だろう、暖かい。声がする。さっきとは違う優しさと愛に溢れた声が聞こえてくる。あいつが入っていた通り、俺は誕生するんだろう。
「……あぁ、私の赤ちゃん!やっと、やっとあなたに会えた。誰よりも近くにいるのに、顔もわからない愛しいあなたに、やっと会えた」
……っ!なんだろう、心が暖かい。この人は、俺の母親なんだろう。そんな感じがする。いや、これで母親じゃなかったらおかしいな。
……ん、待て。あの人、黒髪ロングの少し癖のあるゆるふわウェーブの人。面倒だから、母さん。
ツノあるぞ?キバも見える。……黒龍。
そうか、あの自称神様が言ってたのはこうゆうことなのか。母さんが黒龍なら、俺も当然……黒龍だ。