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喜劇とも悲劇とも呼べる物語のはじまりでした、

夢を見た。

今となってはとても、幸せな夢を。

お母さんが居て、私に笑いかける、遅刻しちゃうわよ?って。

お父さんが居て、私を叱る、早く行きなさいって。

友達が居て、くだらない話をする、二次元の世界行きたいとかくだらない、そんな話をする。

そんな、くだらなくて、それでいてすごく幸せで、悲しい哀しい夢を見た。


だからこそ、起きるのが怖かった。

夢から覚めるのが怖かった、これが現実だったらいいのにと思った。

さっきまでのが全部夢なんだ!とそう思いたかった。


でも、現実はそう甘くはなかった。


覚醒しきってない脳に、はっきりとは見えない歪んだ視界。

そこに映るのはやはりどす黒い霧に耳に入るのは断末魔に笑い声。

あんな夢を見た後だからこそ、泣かないと思ったのに、哀しくて、私の意志とは裏腹にぼろぼろと涙が零れ落ちてくる。


泣くな自分、涙よ、止まれ。

泣いたところでどうにかならないことぐらいわかってるでしょう?自分が一番わかっているのに、気持ちとは裏腹に止まらない涙が甚だしい。



「ッー……!ふえぇえ……ふ……ッ―!」


わかってるのに、知ってるのに、


それなのに、なのに、



涙が止まらない。


帰りたい お母さん お父さん 皆。


そんな時、一つの優しい優しい声が聞えました。




「おい、大丈夫か―?…って大丈夫じゃないか…」




驚いて顔をあげるとポリポリと困ったように頭をかく誰か。

涙で視界が歪んでいるせいで、それが人間なのか悪魔なのかそれとも他の何かなのかはわからないけれど、その声はひどく安心できる声だった、まるで泣き喚いた赤子をあやすような母親の声のような、そんな、安心できるこえだった。


「……まあ、泣くな」


その一声があまりにも優しすぎて、ぴたり、止まったはずの涙がまたあふれ出てくる。

もうきっと、涙はとまらないんだろうな。


「……ッおいッ―あぁあ……な、なくなよ……なあ……」


焦ったように誰かは言う。

そしてぎこちない手つきながらも私の頭をごつごつとした手で撫でている。

でも、ごめんなさい、私は泣き虫なんです。

私は生憎家族も帰る場所もないときに笑えるほど強くない、だから御願いします。



今だけでいいので、その手を離さないで。




(それは奇跡に近い、かくりつだった。)

あとがき!というなの後悔…orz

短いですね、はい、短いです、誰か私に文章力をぷりーず!

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