あの日の出来事
涙でにじんだ手紙だけ
机の引き出しに閉まってある
その「手紙」は
もう渡すことがないと知っていたなら
一度くらいは読み返してくれよと
言ってきたりするかな
キミとの思い出
それだけじゃない
星に話しかけては
なぐさめてもらったことも何度かあるから
あのバス停で
ふたり、いつもと同じ立ち位置で
今夜、流れ星
ふたりのためにあるのかな
キミは長い願い事をしてる
・・あの日の出来事
色褪せた思い出を抱きしめて
大人びたキミに
僕は会うことができるのかな
お互いのため息の分だけ
次の約束がぎこちなくなる
知らないことが多いなら
そのほうが、
キミを好きでいる時間が長くなるからいいね
そんはふうに考えてた
色褪せた思い出を抱きしめて
大人びたキミを追いかけたりもした
あの日のこと