宮本武蔵「五輪書」の技を解説する
宮本武蔵の兵法の集大成である五輪書も、ビジネス戦略や精神修養の意味では読まれていますが、真の古武道の書としては現在、理解出来る人は少ないと思われます。その理由は、ここに書かれている身体の使い方が、西洋式の体操に慣れた現代人には分からなくなっているからです。著者は、書に書かれている技を分かりやすく解説しようと試みます。武蔵の簡単に書かれた文章からその身体法、敵への対処法を再構成するために、ヒントとなったのが、現在に多くの古い技を残している尾張柳生新陰流の研究でした。と言っても日本人はまだ古い記憶を持っています。お盆で踊る踊りにも、古武道の基本である「ナンバ」の身体法が残っているのです。
水之巻 序〜第一節 兵法心持の事
2009/08/07 01:19
(改)
水之巻 第二節 兵法の身なりの事
2009/08/07 01:51
(改)
水之巻 第三節 兵法の目付といふ事
2009/08/07 14:45
(改)
水之巻 第四節 太刀の持ちやうの事
2009/08/07 16:08
水之巻 第五節 足使ひの事
2009/08/07 19:04