高校編、部活もねえ、委員会もねえ
(高校、そこは、戦場だった、ヤンキーばっかじゃん)
威信は、任務後、制服に、着替え、バイクに、またがり、学校に向かった。
さて、駐輪場・・・・なんじゃ、族車やらが、ずらりとならんでいる、しかも、チームごとにだ、そこは、整理整頓されてるのね、一番隅の空いてる所に、KawasakiKZ400を、置き、キーを固定し、チェーンロック、と、見ていると、三台バイクが、走り込んできた。
龍色と、大蔵、伊東だった、俺を見ると、Kawasakiの、ゼファーを、Z2モデルに改造した、愛車から、降りてくる。
「凄いな、この数、警察が来たら、何台持ってかれるだろうな?」
龍色、それは、俺達の単車も同じでは?と、疑問を、覚えたが、しかし、見事な族車だよな?直感やら、当たり前に、三段シートやら、チーム名つきやら、えと連合が多いな?
その時、三年の特攻服を着た、どう見ても族の方々が、一斉登校されてきた、うわ、何だかな~背中には、朱雀が、書かれた、集団が、いつもの場所に、単車を置いていき、俺達の方に、寄ってる。
「おう、一年坊、そこは、VIPだ、どけろや」
「VIP?」
「総長専用席だ。」
はい、すいません、この手の輩は、一度目で聞いておけば、何もしてこない、で、一番奥の空いているスペースに、バイクを移動させる。
「一年坊にしては、礼儀を、しとるようじゃのう」
「おはようございます!」
「ここで、生きたいないら、静かに過ごすんじゃのう」
何が、静かだ、この後、見事に、喧嘩ラッシュが、始まるのにな~と、考えてたら、龍色が、説明に来た、族に対して、なら、お前等が、消えれば、お前の場所があくよな?
「おう、一年坊、お前、労いを知らんようだな?集会後の、俺達は、機嫌が、悪いんだ」
「そうかい?俺もバイト後で、機嫌が、悪いんだよ」
と、言うが、ごとし、拳が龍式の顔面に、入った。
「そんなんか?コブラの拳に比べたら、蚊が、刺した位だな。」
と、龍式が、先輩の溝に、一撃入れると、三年の族は、膝おついて、前のめりに地面に顔面をうめた。
威信は、平和な学園生活は、何処に、任務もあるから、怪我できないし、もう、龍色君、平和、ピース知らないの?
威信は、むくれた表情で、教室に向かうと、居るは居るは、悪ガキ共、流石は県内一の不良偏差値10の学校だけはある。
あの後、龍色が、一人で、朝のラジオ体操を、するとかで、稲垣と、二人、族の先輩に連れてかれたが、そのうち帰っつて来るだろ?教室の前に付き、扉を開けると、人相の悪い、ヤンキー達が、2、30人はいるだろうか、こちらを睨む、げっ、この人数を、仕事明けで、相手するのか?と、腰の、警戒棒Rに手を、やった、瞬間!
「時田の兄貴おはようございます!!」
威信は、はい?と、拍子抜けした、状況が読めない?皆元気だな、違う、何が、おきたんだ?大倉が、心道と、将棋を討っていたいた、時田~おはよ~
威信は、机に、カバンを、置くと、クラスのヤンキー達は、どこどこのチームが、強いとか、隣のクラスの、何々を、潰すとか、ヤンキー用語が、飛びかっつてた。
「おはよう、どうしたの?皆?」
威信が問いかけると。
「心道君が、心道会の息子て、解りまして、素手ごろも、強く、朝の内に、閉めときました。」
真田君が説明する。
「そっか~閉めといたのか~だから、顔面ボロボロとか、壁に、穴とか、真田君やりすぎ、もう少し穏便にいかない?」
室田君が、キリッとした顔をで、言い切る。
「新鮮な、鮮魚は、その場で、閉めるのが鉄則ですし、鮮度は、必要です。」
威信は、なるほどな、と、納得したようなしてなさそうな、彼等の論理に、納得する。
「処で、今日、一限目の宿題やって来た?」
後ろの席で、杉野君が、頭を抱えて、数学の問題と格闘していた。
「昨日、ガードの任務で、宿題出来なかったですよ。」
威信は、ほれと、ノートを、見せる。
杉野と、なぜか、他のヤンキー達も、言葉を揃えて、『神』
やれやれ、龍色と稲垣の教室を、見に行こうかとした時、将棋盤に、目がはいり、心道が、悩んでる、中、金の13に、討ち、大倉が、げっとした顔で、俺を睨みつける。
「威信!代打ちは、無しだぜ。」
心道が、大倉に、対し
「いや、大倉、ここに、討とうと考えてたんだ!」
大倉は、ジト目で、心道を、見てるが、針の穴を通す、討ち方なんて、出きるか~~~。
「龍色君と、稲垣君が、朝、朱雀の突服着てる奴に、絡まれてたからよ、様子見てくるは、宿題のノート破るなよ」
といいながら。威信は、龍色と、稲垣の教室に、入ると、いない、誰もいない!いた、あたかもイジメられっつ子な、0.5%の子が、何でも、龍色と、稲垣が、来た後、朱雀の突服を着た、集団が来て、朝がたから朱雀と、龍色と稲垣の2組が、バイクで出かけたそうな。
「・・・今、思えば、あの朱雀の詩集の、付け方左方から左腕に、かけた詩集だよな~」
まいいか、と、一組に、スキップしながら、戻って行った。
自分達の特務と同じデザインに近いな。
威信達がさった後に、龍色、稲垣は、朱雀の連中に、連れさられ、そうになった所を、二組の奴等が、何故か、龍色達を、助けに入り、場所を変える事になり、中区の倉庫街に、移動してったのである。
倉庫の、中に入ると30人は、いるだろうか、朱雀本隊と見受けられる、連中が陣取っていた。
「んだ?このガキどもは?」
リーダーらしい、赤色の特攻服を着た、男が、前に出てきた。
「戦樂の、一年坊だ、駐輪場で、揉めてきてな、礼儀作法を、教える為に、連れて来た。」
「昨日の集会の後にまあ、お前等も暇だな?」
リーダーらしき者が、言うと。
龍色が、朱雀に、言い放つ!
「ここまで、来といて、礼儀だ?ふざけんなや?こっちは、やる気で来とんじゃ、勝負せんかい」
朱雀30に対し龍色達は、12、3人、勝てない相手ではない。
「お~お~、先輩から、聞いとった、元気がいい連中は、お前等か?俺は、第472小隊の遠山源吾、お前とは、大規模作戦で、顔を、見かけたが、472中隊04分隊の、龍色と、稲垣だな?」
龍色と、稲垣は、その名前を聞いて、顔色を曇らせた。
「そんなに、嫌そうな顔をするな、ここに居る朱雀は、皆アタッカー部隊の隊員でもある。」
稲垣が、ドロ~ンとした顔で、周りを見渡した。いくら龍色と、二人でも、戦樂の連中が、居る時点で、こいつらは、足手まといだ、良い連中なんだがな。
龍色が、先輩に対して、俺達を、どうするんですか?
遠山が、龍色達に話かける。
「どうだ、俺達も三年だ、本格的な任務や訓練にも突入する、この、特攻服を無ぐ時期だと、考えちょる、そんな時、特攻服を着たもんに仲間が、自然とついてくる男がおる、そんな、クラスは、そうは居ねえ、根性もある、修羅場もくぐちょる、どや、龍色?わしの特攻服引きずかんか?」
いきなりの、族への勧誘うしかも、世代交代、これは、男を磨くチャンスだ!稲垣も副隊長の緑の特攻服をみて、感じてるのは、同じだったようだが、、付いてきた2組の、連中もはいやりますで、男がすたる、一度勝負がしたくて、うずうずしていた。
遠藤が、よしゃ、なら、わしらが、勝ったら、この特服を、護ってもらおうかのう、と、居たって簡単に話はつき、二組の連中も、納得したらしい。
男は、時にバカのが、話が、通りやすいのだ。
理解と同時に二つのグループが、突撃を開始し、大乱闘に、発展した、外では、中の騒ぎで、警察が、来ないよう、朱雀の先輩がたが、制服に着替え、。竹ぼうきやらで、そうじをして、見張りに立っていた。
乱闘は、三時間ほど続き、龍色と、遠藤の、タイマンで、龍色が、倒れたとこで、遠藤に、赤い特攻服を、投げかけられ、後はたのむけぇと、言葉を残し、でかい背中を見ながら、龍色は、思った。
稲垣も、緑の特攻服を、渡され、副長から、根性入れろよと、言われ、完全に惚れ込んでしまっていた。
稲垣が、朱雀の副長に、自分も副長みたいな男に、なって見せます。
若草は、その言葉を聞き、少し顔を笑わせて、今年の一年は、当たりみたいだなと、彼等を見て、正解だったなと、首都特務への、昇格試験に迷いなく、行けそうだな。
正午の弁当の時間、ようやく、龍色達が、学校に戻ってきたのにきずく、威信は、何があったのか、聞いてみると、驚いていた、愛知県内一、二を、誇る、朱雀の八代目に、襲名していたのだ、今年の一年は、商業科は、1組が、心道会、2組は、朱雀で、クラスがまとまったのである。
3年の先輩の見る目があったのか、出会いが、そうさせたのかは、解らないだが、両クラスで、同盟を結び、弱い者には、手出ししない、薬は、厳禁!全体が動く時は、その名に恥じぬ、行動をとる。
と、その日のうちにに決まり、1,2組の人間は、特務の訓練学校で、将来を、固めると、04分隊は、事実上04中隊並みの、人材戦力を、手にしたこ事になる。
04分隊隊長の稲垣と、副隊長はの威信は、その旨を、中村区472中隊本部に、名簿と、人数を、報告に行った。
他の学生も、家の事情とかで金が必要だったり、学費は、ローンの支払い、等の金銭面での問題も解決し、バイトより将来性があると、初めて、自宅に、いい知らせを、持って行けた生徒が、ほとんどだった。
龍色は、二倍働かなくてはいけないと、頭を抱えていたが、施設から出るのが後二年なので、それまで、朱雀の管理、任務で稼いだ金を、教会に、入れないといけないと、電卓をはじく、時間が、増えそうだ、しかし、本部は、威信達の成功報酬から、その金額を、引いた金額を渡しているので、心配は不要なのだが、神父様の、教育方針で、卒業まで、財団と、話は、付いてるようだ、神父様いわく若い時は、何でも勉強として、試練を与えているのである。
472中隊中隊長の剣大佐は、リストを見て、志願者の量から、各小隊長達を、呼び出し、適正訓練テストを、実地と、総本部からは、人員不足の、昨今、それだけ人材が、手に入るとはと、逆に嫌みの応酬がきた。
龍色は、一つ疑問に思ってた事があった、それは、三年の先輩が、何故二年ではなく、一年の俺達を、選んだのかである。
クラスの奴等に話を聞くと、何でも二年は薬、女等の犯罪行為で、金を稼いだり、非合法な、連中であり、朱雀の隊則に、反する、半グレと化しており、朱雀を、継ぐに値しないと、考えていたらしい。
「龍色君、俺らみたいな、バカでも特務警備隊員になれるのかな?」
龍色は、仲間を、見捨てない連中が、入隊できないわけない、多分、夏休みに、新人訓練の、カリキュラムが、組まれる、安心して、いいと、話していた。
それを聞いた、時、0.5%の中の普通の学生、加藤 健也が、勇気を持っつて、龍色と稲垣に、話しかけてくる。
「僕も家で、邪魔もの扱いされて、小学から、イジメられつづけたけど、何かできるかな?出来るなら、入隊したい、将来も決まらず、流されて、この学校に入学した、情けないけど、チャンスをくれませんか」
龍色と、稲垣は、二人顔を見合わせた、加藤健也は、喧嘩なんか、したことも只のサンドバッグにされていたのかな?だが、周りはヤンキー達ばかりの中、震えながら、ここまで来た。
ヤンキー達は、なめてんのかと。
「小僧、これは、遊びじゃねんだぞ、貴様のような、モヤシが、入隊なんてできるか。」
龍色は、一年前の威信を思い出した、ギフティじゃなくてもやる気があれば、生き残れるかもしれないし、何かできる事に、目覚めるかもしれん、そうだ、こいつは、まだ可能性の中に居る、なら、試してからでも、遅くないのでは?ないか」
稲垣が、加藤君に、真顔で、話始める、やってもいないのに、決めては、可能性に目をつむる事になるか。
「解った、夏の新人入隊試験受けてみなよ、自分の中の可能性、賭けてみな」
周りの、ヤンキー達は、驚きのなか、龍色に、マジですか?
途中リタイヤなんて、できないんでしょ?
「お~できん、だがな、俺達は、可能性をスキルにした、男を、見てきてるからな、やらしてみたい。」
稲垣が皆に話しかける。
「夏休みまでに、この一学期で、基礎体力を、付けてやれば、可能性は、現実に上がらんか?」
龍色は、加藤君に話しかける。
「基礎体力は、必要だから、毎日、全教科の教科書を、カバンに入れて、通学する、厳しいなら、辞めな、だが、勇気持って来たんだ、あがいてみろや。」
加藤は、目に何かの光をやどしたように、気合の入った返事をした。
「はい!」
いい返事だ、何か数年前の誰かを、見たような気がした。
1組では、威信が派手に、クシャミをしていた。
「兄弟風邪か?」
「いや、誰かに噂された感じ。」
心道は、小指を上げてこれか?
威信は、心道に一撃いれ、違うは、そんな女いたら、苦労しない。
「そう言えば、どうする?2組は、特攻服が有るけど、俺達のは、何かないかな?」
「そやね~」
心道が、悩んでいると、真田が、では、組の、黒服じゃなくて、濃紺の、スーツではと、進言する。
「濃紺か、良いな、ヤクザじゃなくて、俺ららしいし、夏の訓練が、終われば、スーツが、制服にもなるし。」
「おう、それなら、イオンとかで、まとめて購入しても、変におもわれんのう」
まあ、学校には、制服もあるからな。
その時である、二年と思しき5人組が、いきなり、部屋に入って来た。
威信達は、何のようだと、にらみをつける。
「俺達は、戦樂2年だ、貴様等には、毎月、上納金を、収めてもらう。」
威信は、眉間に、血管が、浮かび上がる。
「まあ、ただでとは言わん、これを捌けば、問題なく、上納できるだろ」
威信の眉間に、二本目の血管が、浮かび上がる。
「ここの、仕切りは、誰だ、もう、きまったころだろ」
心道が、威信の顔に、怒りの兆候をみて、2年に、言い放つ
「先輩用、ここは、心道会のシマじゃ、薬はご法度なんだかね?」
「あ?なら、毎月の50万、どうする?自腹切るか?」
威信の限界をこえた、威信は、5人の内、3ン人を、すれ違いに警棒で、脛に、打ち込み、骨が、砕ける、音がした。
「なんじゃ、われ、パイレーツに、喧嘩売ったぞ、おう」
それと同時に、クラスの全員が、生きて返さんとの、顔で、にらみを付ける。
「なんじゃ、小僧、知らんのかあ?あ?」
その言葉と同時に、心道が、吠えてた、奴の首を、つかむ
「ぐぐぐぐぐ、はんさんかい」
真田が、隣で、言葉使いがなっつてないな
「離してください、だろ、パイレーツ?覚えたかんな、家のシマ内で、薬ばらまくた~いい度胸だな?」
最後の一人が、ナイフを、取り出そうとした時、威信が、居合にて、腕ごと、潰していた。
「がああああああああああああ」
室田が、扉お開けて
「お帰りは、こちら、俺達を、従わせたければ、5人なんて、少ない数出さずに、全力でこいや。」
「てめえ等!」パイレーツに、喧嘩売ったんだ、後悔すんなよ。!
威信は、腹の虫が収まらず、言い終えた、最後の一人の口に、警棒を、突き刺していた。
「ぎゃあああああああああああ」
「うるさい!」
と、首に蹴り込んだ、足が、顔面を、潰した。
それを、見たと同時に、心道が、激をとばす。
「ええか、今より一組は、隊則に、乗っ取り!パイレーツと戦争状態となる、てめえ等、気合入れろ!」
全員が、両手を膝におき、威信達に、「ヘイ」と、返答する。
まだ、入学3日目の事であった。
威信は、部活は?委員会は?と、完全に無視しながら、授業を、進めていた、教師に聞くと。
「ハハハ、あると思うか?ここは、戦樂だぞ、死人が、出る事はあろうが、そんな、学校じみた事は、ないんだよ、俺からすれば、授業の邪魔さえしなければ、寝てようが、戦争の準備してようが、構わないんだよ。」
「チッ、ここは、中学より、教師の質も、糞偏差値最低な、学校だな、まあ、仕事は、やりやすいがな。」
さて、イキなり二年との、戦争だが、まずは、情報収集を、徹底的にやり、中核を、確実におとsなな。