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total offense guard security  作者: オルガン
14/19

体育系だな、海兵隊教官参上!!

              (さあ、筋肉が、全てだ)

 二週間の座学を終了し、脱落者0、当然かと、報告書を、読みながら、階級章が、大尉に、昇格した、時田は、報告書に、目を通していた。

 「ぐ~~~」

 スパーン!

 「いてぇ~兄弟、新聞で、はたくなよ。」

 「先生の授業中に居眠りするな、アホが、みんなも頑張ってんのに、何、居眠りしとんねん」

 「では、心道君、この、問題を解いて」

 「解りません」

 スパーン!

 「いてぇ」

 「少しは、考えろ、それに、今の兄弟なら、できるだろ、めんどくさがるな。」

 「う~ん」

 と、浩二の、夏休みの補習は、順調に、時田大尉の監視のもと、進んでいった。


 座学に、意味を持たなくないのを、判断した、コブラは、北米支部の元海兵隊の教官を呼び出した。

 「さあ、糞ムシ共、本日から、海兵隊の訓練を、受けてもらう、よろこべ。」

 訓練兵達は、、カリキュラムが、一週間変わった、事で、アタッカー部隊候補者達や、ガード部隊候補者達は、すぐに、地獄のブービーキャンプに、ご招待と、理解し、炎天下のなか、排膿はいのう

15キロを、背負い、M1ガーランドの、木製の訓練用の銃をもたされ、S部隊は、3キロのミノムシの草の塊と、自前のライフルを、持たされ、教官と二人一組で、山に、入って行った。

 アタッカー部隊、ガード部隊は、グランドを、前半、後半に、解れ、走り出した。

 「おらおら、、走れクズども、遅いぞ、支援部隊に、討たれたくなければ、走れ、走れ。」

 「マイクの奴、今夜、ぶち殺す。」

 香月が、皆に俺が殺らせん、俺の女に手出ししたら、俺が、貴様等全員殺す。

 「フフフ、悪いが、最強クラスの警護が、いるから、変な事考えても、殺されるのは、貴様等だぞ。」

 もう一人の副官のビーズ軍曹が、貴様等の、戦う一番戦う突撃銃は、これだ、覚えておけよ。 

 ドドドドドドドドドド!

 「伏せろ!真田、あれは確かAK47だぞ」

 「室田!他の連中も、頭あげるな、あれは、実弾だ!」

 コブラが、双眼鏡で見ていると、おうおう、海兵隊らしいな。

 ビーズ軍曹が、激が飛ぶ!ホフク前進!

 「貴様等は、ミノムシか!ほらほら、尻に穴が開くぞ」

 真田達は、死に者ぐるいで、ホフク前進を、開始した。

 「糞ったれが、これが、訓練キャンプか?」

 「そう言えば、マコは?」

 「あいつは、分析部で、地獄のハッキングくんれんだよ」

 「どこも、地獄以外は、無いのか?」

 その時、眼前に、弾が当たった。インカムから、加藤からの回線が、入る。

 「ごめん、ライフル狙ったら、教官に弾丸撃たれた!!」

 「支援感謝します、涙がでそう。」

 そんな、地獄の肉体訓練は、夕飯まで続き、食欲なんてものが、なくなる、状態が、一週間続き、チームわけの、市街地訓練が、始まる。


                    (災害救助訓練)


 この訓練は、単なる市街地戦訓練だけでなく、災害時の救出訓練デットタイム72時間の訓練が、カリキュラムに、取り入れられていた、災害時に災害者の救出は、基本72時間とされている。

 日本は、どこで、災害が発生するかわからない国である、となれば、新人訓練には、対ストーカー戦を想定した、市街地戦、震災を想定した、災害対策訓練を、叩き込まれる。

 正直、威信は訓練の時災害訓練が、一番厳しかった。

 土袋の人間では、あるが、助けられなかった、土袋が、並ぶのを見ていると、精神的に、追い詰められた。

 それでも、時間は、72時間から、立っていく、壊れる、スコップ、ジャッキ、そこには、補給は、無い、有るもので、対応しなくては、いけないのだ、病院で、警備すれば、医療器具は、揃っているだろう、しかし、そこは、何も市街地である、そして、我々は、制服を着ていれば、被災者からは、いやおうなく、助けを、求められる。

 それが、こちらの世界線でも、作者が居る世界線でも同じ、事なのである、日本は、日本人だけではなく、グローバル化の為、外国人も居る、言葉の壁の為、錯乱さくらんした、救助者を、助ける、問題も、考えなくてはならない。

 要するに、新人達は、戦闘訓練より、災害救助訓練で、壁にぶつかる、72時間訓練二日と、数時間の訓練を、極限状態で、最低3回は、繰り返される。

 正直山岳訓練より、重点をおかれ、真田や、室田達は、死亡判定された、土袋を見るたびに、疲弊していく、当然であろう。

 その土袋には、家族や、子供も、居た。

 親族達は、我々のエンブレムに、希望を託すのであるのだから。

 教官達も、わざと、スコップが、壊れている物を与えたり、される。

 当然である、なぜなら、まともなスコップがあるかも疑わしいのが、現場なのだ、だから、特務の背中には、必ずスコップと、医療キットを背負う、だが、彼等は、実戦で、通関することになる、人ひとりの、装備等、砂漠の水滴の水と変わらないのだ。

 そこには、重機や、ヘリコプターなどの、本当に欲しい装備は、ライフラインの壊滅で、来ることが、

できないだろ。

 新人達は、そのジレンマに苦しみながら、訓練を、進めていくのである。

 新人達は、訓練とゆう自分の足りない物は、何かを理解して、成長していく、これが、一年後に起きる、本当の首都直下型地震で、役に立つが、砂袋が、本物の、遺体に、変わる事は、まだ言うまい。

 そう、1995年平成7年1月17日兵庫県南部地震5時46分早朝に起きる大地震である、この大地震に、彼等は、救助に向かう為、そこに居る、友達の安否を確認するために、震災直後の地獄に、遭遇し、そこで、本当の人とは、何か、友とは何かを、知る、日本国民の、凄さもである。

 だが、それは、カウントが、回り始めた、今より、彼等、浩二会、朱雀の訓練しだいでもあるのだ。

 

 マイクは、朝4時に起床ラッパを鳴らす。

 「朝だ起きろ糞ムシ共、爽やかな、土砂降りの雨が、貴様等を、お待ちかねだ、さあ、貴様等には、朝の爽やかマラソンの時間だ!15キロのフル装備による、マラソンである、半数が、脱落するが、浩二会、朱雀、訓練学校出の、連中には、いつしか、友情が、芽生え始めていた、倒れかかる隊員を、二人で、両脇を支え、前に前に進んでいった。

 教官達には、これこそが、本当に、手にしなくてはいけない、装備であると、口には出さず、共に走る中になっていた。

 「走れ走れ、貴様等には、最後に残される武器は、この体力と友情だ!」

 

 各員が、走り切り、朝食の時間、国際ニュースが、流れる。そこには、第四次中東戦争の様子が、報道カメラマンと共に、王宮を映し出されていた。


 龍色は、その画面に喰いついて離れない、なぜなら、塚井隊長達が、王宮の医療現場に運び込まれていたからである。

 「塚井隊長!」

 その一言が、全隊員の目を、テレビ画面に、向けさせた。

 「すいません、NNCの特派員です、戦況は、どうなっています。」

 「今は、怪我人が優先だろうが、道を開けろ」


 アヤメは、聞き間違えない、威信の声に、空いた口が、閉まらなかった。

 「何で、威信君まで、塚井大隊にいるのよ!威信君は、心道の監視役じゃなかったの!兄貴」

 「待て待て、俺も知りたいよ、それに、あの怪我人を、搬送してるのは、浩二だろうが!」

 それを聞いた室田、真田は、余りの仰天ぶりに何がおこっているのかさえ、理解できない状況で、あった。

 まずは、本家に、確認だろうが!そこに、コブラの怒号が、鳴り響く!

 「おたおた、するんじゃ、ねえ!、時田も心道も、新人キャンプを、終了してるんだよ!そして、我々の本業である、大隊にて、部隊展開し、仲間の救助を行っている、貴様等はどうだ、仲間が、子供を老人を、負傷した兵士の救助に、既に、当たっているのに、ダラダラ、飯を食い、おたおたし、それが、左に金敷きの翼を背負う特務か?違うな、糞ムシ共だ、悔しかったら、外にある課題を、食い破れ!」

 「サー!イエスサー!」


 「走れ走れ、ぐずぐず、するんじゃねぞ、俺達の遅れを取り脅すんだ。」


 「今日は貴様等は、S狩りを行う、我々の中で、一番厄介な敵だ、気を引き締めてかかれ」


 「サー!イエスサー!」


 各員は、A~Dグループまで別れ、スナイパー部隊への攻撃を、開始した、当然、時間を、合わせ、S部隊は、アタッカー部隊と、ガード部隊の殲滅行動にうつりだした。

 

 こうした、訓練で、敵の弱点や、又は自分達の弱点を、学んでいくのである、しかし、先方の中東戦争の、ニュースは、意外な事で、コブラにしてみれば、本来自分も、参加する作戦であり、副官のマムシに譲る事となったが、本心は、気が気でないのは確かなのである。

 

 こうして、一ヶ月の訓練は、瞬く間に、終了を迎えたのである。

 

 そして、卒業式がすみ、室田達は、威信や、浩二に、連絡を、取る事を許されたのであるが、そこからは、先生の、浩二の問題が、解けてない怒声が、鳴り響き、この前みた、ニースは、本物だったのだろうかと、疑いたくなる、本物の、現実が、そこには、あったのである。


                   


 
















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