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陽一化学記  作者: nannasi
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第8話 襲撃

少し空きましたがぜひご覧ください。

私はジェームス。アメリカのFBIの日本担当調査官だ。今回極秘任務として清水陽一をアメリカまで連れてくるようにと言われた。ということで急きょ日本にやってきたというわけだ。家の近くに潜んでチャンスを待っていたがターゲットがとうとう動き出したので隙をうかがっているというわけだ。


「ん?なんだこの道?」



ターゲットがひとけのない路地裏に入っていく。チャンスだ。私はほかに同じ任務に就いている二人に合図を出す。そしてターゲットが入っていった道にまがった直後、


「よう。」


ターゲットに剣を向けられていた。



尾行されているとニックに言われて指示に従うことにした。わざと隙を見せて返り討ちにするというものだった。何も持っていないというのにどうやってやるつもりだと思っていたが、どうにかなるという。なんでとも思ったがニックができるというならできるんだろ。やけのつもりで路地裏に入っていったが、なぜか黒い穴が開いていた。なにこれ。


「説明は後。早くてをっつこんでとって。」


あ、はい。そうして取り出したものは剣のつかだった。ってこれ見覚えがあるぞ!そうあれだ。G-Y-048星に行った時の獣退治をしたときに使った剣ではないか。なんであるんだ。



これが何でこの中に入っているの?とかいろいろ気になることがあったがとりあえずその話は後だ。曲がってきたこいつらに剣を向けた。


「よう。」


さあ、ポーカーフェイスを頑張るか。



「よう。」


俺が声をかけるとびっくりしたようでいっしゅん固まった。しかしすぐに冷静になったようで


「何かな。」


返答してきた。ニックの指示を聞きながら会話をしていく。


「俺を尾行していたのはお前らか。」


「なんのことですか。」


あくまでしらを切るようだ。


「それじゃあなんで俺の後ろをつけてきたんだ?」


「いえたまたまですよ。」


「日本語お上手ですね。それでは。」


「ええ。さようなら。」


証拠もないし俺がしたいのはこいつらをぼこぼこにするのではなくここから逃げることだ。否定したのでさっさと逃げさせてもらうぞ。この後急いで家に帰った。



ターゲットと別れた。


「いつからばれていたんだ。」


私が思わずつぶやく。


「わかりません。ただ彼は一筋縄ではいかないと思います。」


「そうだな。これ以上仕掛けても時間の無駄だろう。それよりも早く報告をせねばな。」


「そうですね。」


それから報告を済ませた後、一度帰ってくるように言われたので帰った。いったい彼は何者なんだ。一般人にはばれない尾行をしたはずだが。









次回をお楽しみください。

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