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陽一化学記  作者: nannasi
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第六話  不穏な気配

平日投稿はしないといったな。あれは嘘だ。ということで今回も短いですがぜひお楽しみください。

そんな風に陽一が強行してG-Y-048星に行っている間。、地球の複数の場所で似たような会談が開かれた。今回はその中の一つの会談をのぞいてみよう。



ガチャ


「失礼します。お待たせしました。」


そういって私のいる部屋に入ってくる部下たち4人。


「いいよ。私も今いたところだ。ではさっそく始めようか。」


「わかりました。」


「では今回の議題についてだが、わかっていると思うが日本の清水陽一についてだ。ネットで広まっているあの映像。偽装の痕跡はあったか?」


そういうと、部下の一人が答えた。


「いいえ。偽装はされておらず、本物の映像でした。」


まあこの答えは予想していた答えなのであまり驚きもせず次に進む。


「そうか。それで、あの機械の仕組みはわかったか?」


また部下の一人が答える。


「いいえ。仕組みどころか何ができる機械かもわかりませんでした。」


「そうか。」


正直言ってここまで何もわからないとは思わなかった。何ができるかくらいはわかるもんだと思っていたが。


「それでこの機械と陽一の価値は?」


「計り知れない、でしょうね。彼が発明したのがこの機械だけとは到底思えません。ほかにもこの副産物がいくつかあると思っていいでしょう。」


「そうか。」


「我々は彼に対してどう動いていきますか?」


ふむ。彼がほかの国に協力すれば技術大国としての我が国は完全に敗北するといっていいだろう。


「ぜひとも我が国に引き込みたいな。」


「ええ。そうすれば我が国の技術は1000年進歩するといっていいでしょう。」


「そうか。では我々としては、なんとしてでも彼を我が国に引き込もう。そのための手段は問わん。」


「わかりました。では我々はそれぞれで動きます。」


「わかった。」


「では、これで。失礼します。大統領閣下。」


そういって部下たちは退室した。しかし、このような決断を下したのはわが国だけではないだろうな。しかし、その国たちに先んじて、彼を我が国に引き込まねば。このスペードの名に懸けて。



彼の名はスペード。彼は米国の第92代大統領で、今も現役の大統領だ。何も米国だけではない。ほかの先進国や発展途上国だって動き始めた。世界は清水陽一がどこの国につくのか。それが一番の関心となった。

手段は問わない。つまり犯罪に手を染めてもいいということ。これが陽一がG-Y-048星に行っている間の地球での主な出来事だった。

いかがでしたか。今回は短くなりましたが、ぜひ次回も見てやってください。

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