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陽一化学記  作者: nannasi
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第五話  成果と探索

今回も楽しんでくださいね。

一週間後

「うーわ、やば」


現在俺こと陽一は自宅に引きこもり生活をしながらニックの開発をしている。あのニックを見た人たちから話が広まってしまったようだ。最初に家にいきなりTVの人が来たときはかなり焦ったなー。

今も外で騒いでるけど知らないふりをしてスルーしている。ネットの方ではもうその話題で大盛り上がりのようだ。ニュースもそのことばかりだし、一躍時の人になったな。いまG-Y-048星にいってもいいけどまた一回目みたいにミスったら目も当てられないからね。ということで家でひたすら開発をしている。いったいいつになったらおわるんですかね。



半月後

まだいるのかよ。まだマスコミは俺の家を張り込んでいる。こいつらほかに仕事がないのかな?もう強行していくことにした。今回は前回より持ち物が二つほど増えている。一つが俺が名付けたみにっくだ。今まではニックの意見を聞けるのがニック豪内部限定ということで不便だったのだが、このミニックというスマホと同じ大きさくらいの端末と同期させることができたので、内部でなくともニックの意見が聞けるようになったのだ。もう一つはできれば使いたくないので奥にしまっとこう。さて、


「ニック。G-Y-048星に行くぞ!。」


「わかった。今からもういけるけど行く?」


「準備がよくていいではないか。今から行くぞ!」


「では離陸するね。」というかニックのため口が自然体になっている。そうして俺らは出発した。




さて、着くまでは四時間かかるな。え?五時間じゃないのかって?じつはニックのエンジン面を改良して今まで一時間100光年だったのが、なんと一時間125光年で移動できるようになったのだ!!これにより4時間で移動ができるようになったというわけだよ。さて、着くまでは寝ているかな。



4時間後、


「着いたよー。起きてー。」


「お、ついたか。ありがと。」


「どういたしまして。」


さてと、二回目だな。


「前回と同じ場所に降りれる?」


「できるよ。そうするね。」


「うん。有難う。」


しばらくして前回と同じ場所に着陸した。今回の目的としては土の成分を調べるのと、ここ近辺の地理を調べることだな。俺自身にはマッピングの自身などないが、ニックならできる。ニックは高性能で、近辺に生物がいるかとか、会話している人が本当のことを言っているかとかがわかるらしい。ニックすごいな。今回はミニックとできれば使いたくはない代物を持っていく。あくまで護身用だからね。と自分に言い訳をしつつ持っていく。まず忘れないうちに手ごろな土を掘ってニックに解析しててもらう。これで良し。では周りを探検するか。



周りを探検しながらマッピングしていく。ここら辺にはあまり高低差がないようだ。そこら辺をうろつきまわっていてもあまり段差を見かけない。というかここら辺はほんとに森しかないな。今度は平原にでも降りてみたいものだな。しかし、少し気温下がっていないか?この前は半そででも余裕だったのに今は少し肌寒い。このペースで気温が下がるのなら今度来るときは上着を持ってこないとだめだな。俺は少し寒がりだからな。そんなことを思いながら探検していると、


「土の解析が終わりました。」


ニックからミニックを通じて通信が来た。しかし俺はもう少し探検することにした。


またしばらくするとミニックが


「右に50メートルに生体反応がある。気を付けて。かたちてきには獣みたい。」


ちょっとやばそうなんですが。右を見るとツタや草の裏に四足歩行の生き物がいるな。やっぱり生き物がいたな。こんなに穏やかな気候なら、生物が誕生していてもおかしくないと思っていたのだ。そう思いながら静かに後ろに下がろうとして、


カツン…………

「へ?」


小石をけって音を出してしまったではないか。俺最大のピンチ!!頼む!気づくな!!


「あ!こっちにきづいた。」


おわった。のそのそと獣がやってくる。どう考えても友好的で知性がありそうには見えませんね。はい。しかしそんなにゆっくりと着て準備時間を与えてしまってはダメでないか。あいつが来ているときに俺は使いたくなかった代物、分子振動剣を手に取る。未知のところだからともってきていて正解だった。決してかっこいいから連れてきてからではない。決して。



この分子振動剣はオフだと柄しかないのだがオンにすると、剣の形の中に入っていた分子がすごいスピードで振動して切れるウオーターカッターの仕組みを応用したものだ。さらにこの剣はニックと同期しているため、俺が適当に力を込めただけで最適な行動をとってくれるという便利グッズだ。ただ、護身用にしては威力が強すぎるためちょっとかすっただけでも人体くらいなら平気で溶ける代物だ。下手を打てば腕がジュッだ。威力が高すぎて実験したときはしばらく放心していた。



さて、やるしかなさそうだな。始めようか!…………………………とか言った割にはあっさりと終った。心の中では負けたらどうしようと考えていたのだが、ニックは前よりかなーり頭がよくなったらしい。知性がない獣相手では負けないのでは?と思うくらい合理的な動きで倒したのだ。ま、こうして勝てたのだし何でもいいか。いきててよかったー。




その後もしばらく探索を続け、俺らは地球に帰ったのだった。






さてどうだったでしょうか。もしよければ次も見てやってください。

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