表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
陽一化学記  作者: nannasi
5/23

第四話 発覚

今回はいつもよりすこーしだけ長くなりました。文字数で言うと1000文字くらい。さて、ぜひ今回もお楽しみください。

さーてと、そろそろつくころなんじゃないでしょうか。そう思っていると突然ニックが


「緊急報告。帰りに地球への帰還座標外気の座標より10メートルくらい南にずれちゃう。準備しておいて。」


といった。え?まじかよ。今までミスなしで行けていたから帰りもミスなしで行けるかなと思っていたんだけど、さすがにそうは問屋が卸さないようだ。というか、


「それわかっているんだったらどうにかならないの?」


「今やってるけど座標登録の時の座標登録が甘かったみたいでどうにもならなさそうなんだ。」


どうにかなりそうなもんだが、ニックが無理というんだったら無理なんだろう。でも家から南に10メートルでしょ。だったら大きな公園というより原っぱがあるから、ニックがどこかにぶつかるとかなさそう。ま、いいか。


「大丈夫だからそのまま言っていいよ。」


「わかった。」


うーん、しかし座標登録が甘かったか。これは帰ったらまたいじらなくては。そんなことを思いながら地球につくのを待つ。


しかし、これがとんでもない混乱を呼ぶことを、この時の俺はきづかなかったのである。



「着いたよ。」


という声が聞こえたのはさっきの会話が終わって30分後だった。


「お、ついたか。」


その声を聴いて俺はニックから降りる。いきなりお出迎えしてくれる太陽。眩しっ。G-Y-048星では樹木が太陽もどきが光をさえぎって、あまり太陽の光が届かなかった。え?てことは今は昼間?嫌な予感がして周りを見渡すと、とうまきに俺とニックを眺める人たちが15人ほど。みんなサッカーやテニスで思い思い楽しんでいた手を止めてこちらを見つめている。…………沈黙が俺と15人の間に流れる。よし!見なかったことにしてニックをしまおう。そう判断をしてから早かった。俺とニックははそそくさと俺の家の壁を通過して消える。いやー。この前気まぐれで作った壁を通過することができる手袋を作っていたのである。そしてそれをさくっとはめてニックごと俺の家の中に入ったのだ。取り残された人たちはどうするのかなーと思ったが、気にしないでおいた。みんなもあんなにびっくりしなくてもいいと思うんだがねー。あと、


「さっきはありがとうニック。」


「なぜそのようなことを?」


「わからないと思った?ニックわざわざ自分を縮めててくれてたよね。詳しく言うと、自分の機体の一部しかあの時出してなかったよね。いやーそれを俺はきづけなくてさー、あのままだともしかしたらなにかにぶつかってたかもしれないんだよ。ごめんね。」


「気に病むことはないよ。それぞれ得手不得手というものがあるんだからさ。」


友達の宿題を手伝ってあげたみたいなのりで気にしなくていいと言ってくれた。ちょっとうれしかった。まるでニックが人のような気づかいをしてくれて。




そもそもニックが何で一時間100光年も進んで相対性理論に怒られないのかは、前にも書いた時間軸に侵入することで回避するというわけだ。つまり時間軸に侵入しているときは普通の人からもニックからも触れれないし、見ることもできない。。そこから元の世界に帰ってくると、急に現れたように見えるというわけだ。ということは、普通の人から見たら遊んでいたら急にでかい機会が出てきて、そこから人が出てきたように映る。驚くなというのが無理な話というものだ。さて、陽一は気にしなかったようだが、ニックと陽一はを見た人たちがどのような行動をとるのか、今回はその中の一人を見てみよう。



今、何が起きた。俺はしばらくサッカーで遊んでいた友達と、しばらく顔を見合わせることになった。このはさっき突如現れた変な機械とそこから降りてきた人によるものが10割を占めている。急に現れた機械から人が下りてきたときは、自分の目を疑った。その人が俺らが見ていると気づくと、そそくさと到底一人では持ち上げられないような機会をやすやすと持ち上げて、壁に消えていった。


「何だったんだ。」


しばらくして友達がそう呟いた。そこから他の人たちも復帰し始めて、どうしようと思っていると誰かがこの公園の管理人が近くに住んでいると思い出したように言った。知らせた方がいいと思った俺らは管理人の家に行った。


「~~~ということなんです。」


代表してなぜか俺が説明することになった。まあこの中で一番年長なのが中2の俺なのはびっくりした。


「ほんとかーー?まあいいや。監視カメラを見てみるか。」


そういって管理人さんはしぶしぶカメラをチェックしてくれた。するとたまたまあの機会がうつっていた。


「こ、これは大変だ!」


そういってすぐ警察に管理人さんは電話をした。そこから先はほとんど覚えていない。ただ入れ代わり立ち代わりいろんな人が来て、その中の誰かにこのことは親以外の人に入ったらだめだよ。もう暗くなるから帰りなさい。といわれた。そこからどうやって帰ったなんかは覚えていない。ただ、本能的に何かが動き出したとおもったのだっだ。









今回は面白かったですか?ちょっとだけタイピングの腕が上がって効率が上がったように感じます。できれば次回も見てやってあげてください。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ