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出会い

『女の子相手に大人げないな』

 完璧に揃った声が突然降ってきた。一瞬おいて二つの影が降り立つ。寸分の狂いもない動き、全く同じ銀色の髪、二対の瞳は青灰色。瓜二つな少年が男に歩み寄る。

「そんな、化け物の生き残り!?うわああああああ!!」

 汚い悲鳴を響かせ、男は逃げていった。自由になった少女は手鏡を大事そうに拾い上げ、

「ありがとう。」

 と、笑みを浮かべる。少年らは照れたようにあたまをかいた。

『あれ、お前オレらのこと怖がらないな?』

 同じ声で同時に問う彼らに少女は首をかしげながら微笑む。

「助けてくれたじゃない。それに世界がこうなったあとに生まれたからわかんないよ。私ミラン、あなたたちは?」

『オレたちは……ヴェリタ』

 ミランの手を引くヴェリタ。街を出て、森の高台へ。

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