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プロローグ
初投稿でうまくいかないこともありますが読んでみてください。
今より少しだけ未来。人類は遂に「人」のクローンに手を出した。少なくとも一種の希望であったそれはしかし、見事に期待を裏切った。
既存の科学で説明できないエネルギーの移動によるクローンの覚醒が、実質的な「魂」の証明をする。まだここまでは良かった。クローンは必ずしもオリジナルと同じ扱いを受けるわけではない。 差別される彼らの怒りが全ての原因とはいえないが、いつしかクローンの自我が本体の人格を食い潰し体の能力を超えて暴れる現象が発生した。
それを人類は全勢力で排除した。広大な焦土と引き換えに。