相違3
本日、宿屋に宿泊決定…こっちの世界に来て初の、ホテル?宿泊。いわゆる安宿とは言え、
…とは言え!
いやあ、まじ素晴らしい。
ああ、マジ、長かった野宿三昧の日々…
お三人が話し合いを始めたのを機に…
俺は早速?、
フリチン…は、流石にマズイので…
人として、そして自身の尊厳の為?…
所持品のバスタオルを腰に巻き、井戸の横に陣取り、
俺の持つ全て、そう、上から下まで、一切合切、洗剤で洗ったった。
ついでに?本人の身体も洗うよね。
ここに柔軟剤が無いのが、本当〜に、悔やまれるが、
まあ、良いでしょう。
後、皮膚の弱いであろう幼女、汗疹とか心配なんでマーオちゃんの使用済み予備のお着替え一式も、一緒に綺麗に洗ったった。
で、天日干し。
風が良く通る場所に、カバンから引っ張り出したナイロン紐を張って、次々と服を掛けた。
何か…やりきった。確かな満足感だった。
勿論、シャンプーもしたよね。最&高。
何か…大満足だった。
どっかからマーオちゃんもやってきて、
何か、身体を洗って、シャンプーもする流れになって…
え?まあ、保護者が良いって言うなら、そりゃガンガン洗うけど?
そういや、昔、小さな妹も良く、一緒に洗ってやったなあ…染み染み…
だが?折角なら、このタライに湯を張って、お風呂に入れてあげたいと。
この天使に、温かいお風呂を献上したい…
俺は宿屋のおばちゃんに言って、湯を分けてもらって、
マーオちゃんにお風呂をプレゼントした。
クソ、黄色いアヒルのおもちゃとか、降って来ねえかな?
チャパチャパ、手でお湯をすくったり、
…まあ、かわちい…
俺は両の手を合わせて、水鉄砲みたく、指の間から湯を飛ばしたり、
持ってたタオルを湯につけ、空気のたまを作ったりして、マーオちゃんと遊んだ。喜んでたな。
こんなに小さいのに、ずっと移動ばっかで
、更には怖い目にも遭ってさ、
不憫だよな…
やっぱ、小さな子が笑ってる世界のが、絶対良いよな…
結婚し、子供出来た友達の新ちゃん家みたいに?
例えば俺に、こんな娘が居たら、今のこんな気分なんだろうか?
いや、この際良いよな?。もう実の娘って事で良いよな、良いな、うん…知らんけど…。
風の良く通る、日当たりが良い場所なので、干してた洗濯もんは、あっと言う間に乾いてた。
やっぱ、改めてナイロン素材って、マジで凄いね。
その、少し後ろの木の陰で…エッタさんが、俺を観ながら、なんかモゴモゴしてた。
え?ヤダ、覗き?
あ、嘘です。
どうやら、シャンプーとボディソープに興味津々であると?
まあ、女性だもんな、キレイにしたいよな。
まあ、仕方が無いな、少しだけ進呈しよう。
すっかりサッパリ着替えたピカピカな俺。
おっと、流石に女性の水浴びを覗く訳にはイカンよって事で、
マーオちゃんを連れて、先に部屋に戻った。
シャンプーもボディソープも、無駄にいっぱい使われると、きっとこの先困るんで、
どっちも親指の先位出して、使ってねっと。
但しそれ…実は必要以上に使い過ぎると…死ぬよ?
…って、
ちょっとビビる様に言っといた。
一応、これで安心だろう。知らんけど…
で、
何時もなら…
お馴染みの、いつものメニュー談義の時間だが…
日が陰り、夜の帳が降りても…
三人の話し合いは、まだまだ続いていた。




