親戚を覗く時3
カレー味のトカゲ…
そう聞くと、普通の日本人ならば、…引くよね。
だがしかし、所変われば?食うんだよこれが、
で、
旨いよ、旨かったよ。
寧ろ、ヘビよりこっちの方が、鶏肉ぽかったよね、なんなら。
身も多いし。
ゲテモノ料理か…
初めて食ったけど、これやったら全然有りやな!
虫は嫌だが…
さて、腹も膨れて、
腹を擦りながら、「あ〜、お腹一杯…」
と、言ってる俺の横で…
一同の、妙な沈黙…
そして…
俺を見つめるその上目遣いな視線?
え?まさか…
こ、コーヒー?む、む…
…無言の、催促…なのか?
えーっと、俺、コーヒーと香辛料の神様でしたっけ?
…まあ、ええけど。
今回はリクエストにより、全員甘いので…って。
ヤバいな、これで甘いののストックは最後だ…
皆、最後の甘々…心してお飲みなさい…(ココアの在庫はまだ有るが、これは全て売約済み)
つまり、マーオちゃんだけは、まだもうちょっと大丈夫!
おお、甘いのは、まるで飲む菓子の様ですな、と、ミゲヤさん。
これはこれで、良いですなと。
で、親戚さん、
…いや、カレーのあとは、苦い方が合いそうだぞ…と、ミゲヤさんに突っ込んでた。
アマジャさんは、目を閉じ…無言で、コーヒーを満喫中…
で?、
ところで、
アマジャさんとミゲヤさん?
…実は今日、俺の後ろのヒビ割れに、
ちょっと自分の首突っ込んでみたんですよ、
あ、いや、親戚さんがちょっとビビっただけで、俺は何とも、何にも無いですよ、
まあ今の所、身体に異変も出てないし、
多分、問題は無さそうなので、
明日、一回身体全部で穴の中、入ってみようかと思ってるんですが…、
ご意見等、お有りでしょうか?
あと、二人の目、
その【目】でそれを見たら、どうなんでしょ、何か、判るかもって思ってるんすがね…
アマジャさんとミゲヤさんはお互い見つめ合い、
…どうだ?とか、いや、どうなんだ…とか、
如何にも、
困った困った、困取り…兄弟?の様な会話の後、
「深淵に入られた後、無事コチラにお戻りになれるのでしょうか?」
…アマジャさんに心配そうに聞かれた。
えーーーっと?、
…判りません。マジで。
なので?
ヤバそうなら、叫ぶんで、手でも足でも引っ張って貰いたいんですよ、グイッと。
再び見つめ合う二人…
で、
「だったら身体に紐でも巻いといて、それを皆で引っ張りましょうか?」
親戚さんが言った。
ちょっと待って、大の男が三人で全力って…
ねえ、やさしくね?
そっと、お願いしますよ、マジで…
あの、ミゲヤさんの腕見て?あの太さ…
あんなん…もう腕じゃないよ、獣の前脚やん?
俺の腹が千切れるんじゃ無い?…大丈夫?ねえ、ホントに?頼むよ?
まあ、巻くなら首以外で、軽く?死なない程度に引っ張る、
って事で落ち着いた。
そんな時、突如…
エッタさんが俺に言った。
そう言えば、エッタさんが俺に話し掛けてきたの、多分、初めてかも?
「神様…それでしたら、先程頂いた、あの、とてもとても酸い、あの飴を…アレを最後にもう一度、私にお与え下さいませんでしょうか…」
おい、メッチャ気に入ってるやん?…ってか、
実は酸っぱいモン好きか?
え?ってか、
エッタさんも神様呼びなん?
いやいや、
てか、最後って何でやねんっ!
まず、死ぬ前提って、何やねんっ、
そんで、
初めて話し掛けたんが、この内容って、
飴ちゃんっくれって、なんやねんっ!
アカン、突っ込み処が多過ぎる…
幸は薄そうだが(仮)、
実はボケ?天然?
まさかの突っ込まれ体質だったとは…
エッタさん、怖ろしい子。




