表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
40/164

俺の、改善計画4

 深淵の破壊神、


 それは…空前絶後の、絶対の絶対の、そりゃあどえらい、メッチャ凄い神様だった。


 …薄々、気は付いては居たんだよ、


 …うん、知ってた


 だが、見ないふりをしていた。


 ちょっと…


 いや、圧倒的に桁違い…

 

 最新鋭のイージス艦とダンゴムシ位…


 …いや、


 ツァーリ・ボンバと、

 そこらに抜け落ちた自分の陰毛?位の…


 もはやイミフな、圧倒的理不尽で、そして馬鹿馬鹿しい程の差が、そこにはある…気がする。



 そもそも論?

 比べる事の無意味さ…


 はなっから、比べんなやっ、ちゅう話やな…


 天と地…の底…の底



 そんな開きがあった。

 知らんけど…



 あかん、絶望しか無い…


 俺が、強烈に打ちひしがれていると、


 親戚さんが早々に帰ってきた。


 今現在、アーマ関係のの軍が、街に数日前に急遽、駐留してて、

 今、部外者は街の中には入れないと…



 こちらの予想外の事態…

 他の行商人達も街に入れず、

 今も外壁の周りでずっと待ってるそうだ。


 なので、お仲間の皆さんは多分もう、

 ここを出てるんじゃ無いか…と、親戚さんは言った。


 軍はあと数日ここに留まり、補給を終えたら、この先のズクの拠点の方へ移動、進軍するらしいと…。


 で、もしかしたら、

 それまでの間、じっと身を潜めてるって事もまあ、

 無い訳じゃないが…と。


 で、

 ミゲヤ、どう思う?

 

 「そうだな…動けば目立つからな…、それに、高齢の【使徒】も一緒だ。

 連中多分、まだ中だと思う…」


 そうか、じゃあ、待つか。


 そうなった。



 暫く、

 多分数日?、

 この付近で待機と…。


 で、

 アマジャさんと親戚さんが、すぐその辺りで食材調達、


 ミゲヤさんが周辺パトロールに出掛けた。


 相変わらず?エッタさんは草を摘んでる。


 マーオちゃん…寝てる。



 ふーっ、


 腰掛けた岩の上で、ずーーんって感じの、


 フーーー…


 大きなため息…


 で、イナバウアー的な?

 後ろ向きにうなだれた時に、

 「あ…」

 気がついた、…気が付いてしまった。


 基本?いや、こっちに来てからずっと…


 俺の背中には羽根が…いや、大きなヒビがある…


 まあ…

 俺と一部の人達にしか見えないが…


 それが常に俺にくっついて?

 どう動いても、それは連動して付いてくると…


 常に俺の背中側にあって、俺が左右どっちかに身体を向けると、


 すると、それも自動的に左右の背後に回るんで、安っいコントかよ?って感じで?

 俺の視界にはいつも見えない、入らない…


 なのですっ…かり、その存在を忘れていた。


 …あ、首だけ向けると見えるわ…


 そうそう、コイツだよ、これは何か、俺の役に立たんのか?って…



 まさかの?

 異世界生活既に約1週間経過…


 今頃?

 それに行き着いたとか?


 いやいや、我ながら、

 ビックリする位アホやなと…



 で、これ。

 実は?アマジャさんとミゲヤさんは、ずっと見えてたそうだ…


 …それならそうと、前もって、先に言っといて欲しかったよな…


 そんなんアカンって、


 マジやん、


 マジで半端ないし、

 そんなん聞いてないし…


 大迫半端ないって…

 って、あ、いや違う…

 このネタはもうエエて…



 くっ、まあええ、



 …じゃあ、早速実験やな。


 自分の尻尾を追いかけるお馬鹿な犬みたいな?


 先ず、くるくる回って見えへんコレを、

 どぎゃんかせんとアカン…って、お?

 

 …あ、


 動か…せる?


 何と!

 俺が思うと、その通りの位置に動いた…



 こ、コイツ動くぞ…



 右〜、左〜、おお、動く、動くぞコレ。


 よし、じゃあ上に〜

 …おお、行けるねー、


 じゃあ、下、地面に…

 おお、イケるやん、すげえやん。



 よし、動くのは、判った。



 で?


 それだけ?

 何の役に立つんだ?


 試しに、近くの岩にぶつける様に、誘導してみた…


 例えば、

 岩が壊れるとか…

 岩が吸い込まれるとか…



 

 …一切、無かった。




 岩に、亀裂が乗っかった…様に見える?

 だけだった… 


 …おいおい闇よ、


 お前、まるで無害やん?ええんか、それで?



 よし、まあ…次だ。


 じゃあ…やっぱ中だよな。

 人間、中身が大事って言うしな…


 いや、ただの亀裂やけども…


 意識して、自分の正面に亀裂を誘導し、

 その亀裂の縁に手を掛けてみた。

 え?…持てた、触れるぞ、ここ。


 ペンペンっと叩いて見た。感触?手応えがある…


 実際、ここには何もない…空気だけの筈だ?が…


 あれ何だ?

 でもさっき、岩には干渉しなかったぞ?



 まあ、一先ず一旦、

 中入って見るか…



 ちょっと帰れなくなりそうで怖いけど…


 いや、帰れるんなら、ソレはソレで、

  …有りやな。


 ああ、でもちょっと、アマジャさん達に、

 申し訳無いな…



 あと…


 俺は、コッチに来た時の、

 手足が無くなる、あの変な感じを思い出し…



 また、

 玉無しのっぺらぼうに?


 あれは、嫌だなあ…



 イヤだ…


 怖いわ…


 

 もし、


 もしかマーオちゃんに泣かれでもしたら、もうそりゃ痛恨の一撃…


 俺の残りHP、ミリやん…



 …もうソヨ風が吹いても、多分死ぬやつ。



 そう、その時俺は、





 …大分、かなり、相当、滅茶苦茶ビビり散らかしていた。


 


 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ