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俺の、改善計画3

 あれ以来…


 カレーと言う言葉が、俺の周りを頻繁に飛び交っていた…


 どーんだけ〜?


 まあ、旨いもんは旨い…


 ましてや、カレーだ…仕方ないのかも知れない。


 まさか…


 あのエッタさんまでもが?


 時々、目でヘビを探していた…。



 カレー…恐ろしい子…


 

 まあ、そんなこんなで、

 最初の目的地の、近くまで来たらしい。



 ここから、親戚さんが、商人として単騎で街に入って、


 潜伏中のお仲間に接触するらしい。


 何でも【目】は、作るのに大層時間が掛かる貴重品?らしく、

 基本、なるべく危険な場所にはノコノコ行かないのが普通、って事らしい。


 親戚さんは、


 …私が一番弱いのに、って、


 ちょっとだけ愚痴りながらパーティーを後にした。



 ここ暫く、

 余りにも平穏だったせいか、今、世界は絶賛戦争中…って、事を、


 もう、すっかりと忘れていた。

 イカンな、取り戻せ緊張感!



 そして、

 この、待ちの間に、


 今まで怖くて、敢えて聞かなかった話、


 俺…の前任者?


 以前の神って、

 どうなん?

 どんな感じ?


 一体、どんな必殺技が?

 …とか色々、


 思い切ってアマジャさんに聞いてみた。


 

 伝わっている話は幾つか有り、

 どれがホントとか嘘とか、正確には判らないらしいと。


 だが大凡、こんな感じと。


 神族…人間の2倍くらい有る巨人、…程は大きく無い。


 で、

 全身から、黒い闇が炎の如く吹き出していて…


 神、と呼ばれてはいるが、

 実際は神では無く、

 勿論、人間でも無い…


 神をも屠る圧倒的な力を持っていて、


 人は勿論、神族を遥かに超越した、神以上の存在、


 もっと違う、何か別の、

 遥かに未知の存在…


 なのに?他に形容する言葉が無いので、


 便宜上?

 神…と、呼んでると。


 この世界の伝説?実在?現存すると言われる全ての神、

 その6柱の神とは、


 基本、一切関わって居らず、

 

 それらを信仰する者達も、あえて触れない存在…




 普段?通常?、

 世の中が平穏であれば居ない、いや…居ない扱い?…


 いや、居ないように見えるだけで、

 実はすぐ裏側の世界に居て、

 …裏側って、まあ概念?


 例えば、布に表が有ると、同時にそれには裏側が、

 見えはしないが、

 必ず、存在していると、


 この世界の大きさと同じだけ、

 大きな裏側もまた、そこに有るんだと…。


 で、それ…

 その裏側こそが、【深淵】で有り、



 同時に、こことは違う世界の裏側でも有り…



 その、深い深い闇の主こそが【深淵の破壊神】様と。



 生者が生きるであろう正しい、あるべき時間…

 つまりは寿命?を管理し、


 死後、魂が還る場所を守り続ける…


 故に、そこに存在しているとされ、

 


 例えば、無駄な争いで、多くの罪なき者が死に、

 大地に多くの屍が積み上げられ、

 多くの血で、大河が赤く染まる時…


 それを裏側で見ていて、


 魂の、本来在るべき筈の時間、つまり天寿が全うされない…



 そんな不条理が、理不尽が、

 この世に罷り通らんとする正にその時に、


 破壊の神はお目覚めになる…



 深淵の…


 遥か遥か、光さえ届かぬ深い深い暗黒の…その遥か暗黒の底から、


 その神はやって来られると言う。


 愚かな行いを辞めない存在に対し、


 それら全てに、無慈悲なる破壊、消滅を与え、


 そして、残った生命に新たなる創造を与えるべく、

 世界と深淵の境界線を破り、

 そして、この地上に顕現される…


 【深淵の破壊神】は、無益な争いを…

 全てを終わらせる為にやって来るのだと…


 その恐るべき力で、全てを壊し、


 全てを清算する為に…



 遥か昔、かつて降臨した際には、


 勝手気ままに暴れる大勢の神族を…

 いとも容易く葬り去り…


 有象無象の悪しき人間を、まるっと全て一掃し…


 一瞬で、巨大な山脈を消し去ったり、


 巨大な大岩(隕石)を次々と大地に降らせたり、


 今、

 我等が暮らすこの残った大陸の…


 かつて有ったその部分…


 その凡そ半分を、


 僅か1日、たった1日でで…


 そのお力を持って消し飛ばし、


 海に沈めたたと言う…


 全てを粛清したあと、残った荒れた山々や大地を、

 そのお力を持って、一瞬で平らにして、


 残った人類の為に、住める土地を作ったと…


 何より、

 争いに加担せず、ただ普通に暮らしていただけの人間には、等しく慈悲を与えられた…


 此処から、新たなる世界に生きなさいと、新たなる豊かな大地を、その者らにお与えになったと。



 んーと?

 えーーっと??



 それ…本物、ガチの神ですやん?


 超リアルな、半端ない真のゴッド様ですやんっ?


 ゴッリゴリの、神オブザゴッドですやん…


 うわうわ、うわうわうわうわ…

 マジでどーするん?


 俺、雑魚やで?


 凄いの、カレーパウダーだけやで?




 桁違いやん、

 圧倒的強者やん…


 そんなん、スーパーサイヤ人でも無理な奴やん…



 始祖の巨人?

 そんなん、秒殺やん?


 あかん、これはあかん…

 全宇宙最強じゃね?


 多分、この世界の

 強制リセットボタン…


 世界のバランサー、粛清装置…


 つまり、絶対の絶対…


 

 …的な?



 そんなん、

 もう半端ないって…


 マジ半端ないやん…


 そんなん無理やん…

 そんなん、前もって言うといてくれんと、


 メッチャ強いやん…


 もう、

 大迫よりエグいやん…

 半端ないやん、

 

 そんなん無理やん…

 

 



 

 あかん、もう帰りたい。



 現実?いや真実はただただ…



 俺には残酷だった。



 

 俺が神とか?

 は?


 超ウケるんですけど?




 なんでなん…これ?





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