夜明け前6
草木も眠る丑三つ時。
いや、それがいつ頃だろうが、
爆睡してたから知らんけど、
多分?その頃だ、
事件は起きた。
カチッ…と言うとても小さなスイッチの作動音と共に、LEDライトが光った。
キーホルダーが落ちるよりも早く、
まさかの、俺はスイッチの極小さな作動音で飛び起きた。
すぐ横で、アマジャさんも棚から武器を取って構えた。
俺は握っていたLEDのライトを、侵入者目掛けて点灯したった。
更に反対の手で転がしていたバットを握った。
俺の左手のエモノ…
説明しよう、
それは、
軍用の爆光LEDライト(未確認)の超爆光! の、謳い文句に釣られて、
つい買ってしもーたやーつ。
…つい、勢いで通販で買ってしまったのだ。
SNSの…如何にも嘘っぽい広告だった…のに?
まんまと釣られたった…
FPSゲームでも、ライトは目眩ましに有効だしな…
そーそー仕事にも使えるしねー
そう自分に言い聞かせた…
…でも、お高いんでしょ?
そう、ちょっと、お高いが…
だが、後悔など無い。
断じて無い…
実際、これはえげつない、
目が眩む程に明るいのだ。そのスイッチを押す、
…ポチッとな。
突然のスポットライトの光と、俺たちの存在に、侵入者は大きな悲鳴を上げた。
きゃあああああああー
ん?
えーっと、トラップ?カギ?
それは今、ちょっと置いとこうね。
侵入者は女性だった。
小さな子供も連れていた。へたり込んで抱き合ってる。ガタガタ震えている。怖かったんだな…まあ怖いよな、急に目も眩むような光源に照らされちゃったら…
あ、いや待って、
また増えたぞ?
またしても?
妙〜な、展開ですが?
バット振り上げて無くて、ちょっと良かった、
と…そう思ったのは内緒だ。
アマジャさんと俺は顔を見合わせた。
アマジャさんも困惑していた。
「誰だ?」
アマジャさんが問いかける。
「どうか、どうぞ命だけは、」
「何卒…」
「お助けください、どうか…」
再び顔を見合わせる、俺とアマジャさん。
うーん、さてさて。
腕時計は、朝の4時前を指していた。
…もっと寝たいんですけど…
ダメだ…睡眠が足りない…
頭が…働かん…
それなのに?なんで?
展開が早過ぎん?。
事件が多すぎん?。
もう、見た感じ訳有りですやん?
こちらに来て、まだ2日目ですやん?
少し…落ち着こうよ?
完全にキャパオーバーだよ。
何?一体何?
もう追いていけん…
俺はもう考えるのを辞めていた…あぼーん…
いや、呆けてる…
完全にアボーン…や
一体、どうなってしまうのか?
らい…しゅ…?!
おお!
さーーーって、
来週のサザ…アマジャさんは、
どうするアマジャさん
俺、コーヒーが飲みたい
タラちゃん 金返せ
以上の3本です♪
さ〜って、
来週のサ…アマジャさんをお楽し………
んぐ、んぐ…
言ーてる場合かっ!
いやいやいやいや、
いや、そ~じゃない。
来週?
今でしょ、今!?
やはり、寝不足で現実と夢の認識が…
違うな、
多分、精神を守るため、脳が全力で現実逃避させて来てるんだ…
つまり、
今起こってる現実だな、…知ってる。
俺の頭は煙を上げ、
小さなCPU(脳みそ)は,ほぼクラッシュしていた。
ふふふ…
パンケーキ食べたいな…




