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20240630夢日記

作者: にん

広尾、俺、村田(途中から中原に変わっている)で東福山の俺の家に帰っていると、僕は車の中で太いソーセージを下品にしゃぶっている若い不細工な女を目撃した。僕はその異様な光景をなんだか面白いと思って、みんなにも教えてあげると、中原は笑っていたけど広尾は彼女を知っているようだった。

しばらく歩いて、もうその車とも離れた時、広尾が

「あ、目合った」

と言った。僕はふざけて

「追いかけてきたりするのかな?」

なんて軽口を叩いた。実際、ソーセージをしゃぶるあの女の姿は場面だけが異質で、要素の一つ一つは、取るに足らないほどくだらない。あの女に追いかけられたとして、一体僕らの身に危険が及ぶとも到底思わないような、そんな空気が流れていた。

なんの気なく振り返ると女は車ごと消えていて、広尾曰く

「完全に見つかってしまった。今追いかけてきてる」

僕は怖くなって、振り返るのも怖かったけど、ろりろり振り返った。別に誰も追いかけては来ていない。

夜になったが、まだ3人で帰っている。すると、突然後ろから走ってくるような足音が響く。逃げた。

なんとか撒いて、3人で僕の家に逃げ込んだ。ぼくたちは完全にブルーで、椅子にへたりこんだ束の間、家の外、町のどこかから男のような叫び声が聞こえてきた。すごく長くて、大きい。

あいつか?でも、声色は完全に男のものだし、それより、僕の母親がまだ仕事から帰ってきていない。つまりこれから外にいる「不審者」と鉢合わせる可能性がとても高いという事だ。母の身に何かあったらどうしよう?一体どうしよう?

男の声は明らかにこちらに近づいている。すごい速さで、叫びながらこちらに近づいてくる。遂に家の前に来たなと思った。怖くて中原の方を見やったら、電気が全部消えた。

真っ暗な家の中。男の声の代わりに、また遠くから子供の泣き叫ぶ声がこちらに向かってきた。

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