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現実と仮想の狭間の記憶  作者: 秋初数奇
OCVC(にとって)の日常編
12/20

第十二話 怒りと塔

 タロットの力の持ち主「Fortune-teller」が現れてから2週間が経った。その間も、パトロールぐらいしかやることがなく、目立った事件もなかった。


「なんだかなぁ~」


思わずため息をつくと、隣を歩いていた夕霧さんも同じようにため息をついた。


「パトロールばっかりで、本当に何も起きませんからしょうがないです。でも、本当に何も起きないのは暇なのです」


………………暇、ですか。


「どうしたのですか?微妙な顔をしています」


「いや、なんでも………ていうか、今どこに向かってるの?」


「パトロールですので、決められたルートを通るだけです。強いて言うなら、スタート位置です」


「ですよね…………ん……なにこれ………」


すぐ近くに何かが浮いていた。これは……


「カード……」


「ですね…」


書いてある図柄は………崩れる塔………もしや!


「ノンさんっ、危ない!」


夕霧さんを抱えて離れた場所へ跳ぶと、さっきまで立っていた場所に雷が落ちた。抱えた夕霧さんを見ると、僕の顔を驚いた表情で見つめていた。


有夢(アリム)さん、どうして……」


だが、その言葉は、ここにいる二人以外の声で遮られた。


「おやおや………仕留められると思ったんですが…………どうやら、ちゃんと勉強してきたようですねぇ」


僕らを見つめる白黒の影……Fortune-tellerはシルクハットをいじりながら、意外そうにつぶやいた。


新鳥は、Fortune-tellerをにらみながら答えた。


「高い塔は、()()()()()()()()()図柄が何を示してようが、解釈はテメェ次第ってことか!」

お待たせしてしまって申し訳ございません。

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