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現実と仮想の狭間の記憶  作者: 秋初数奇
OCVC(にとって)の日常編
11/20

第十一話 タロットは三番目

突然現れたタロット使い。タロットを駆使し、事象を書き換えてしまう恐ろしい力。これにより、各機関は迅速な対応を迫られていたーーーーー


「こんなもんかな」


「ウソつくな。報告書でしょう?それ」


優雅に紅茶を飲みながら、報告書を書くのは私、そう梶狩シンジ。


「なんで報告書をアバンタイトルみたいにするのよ」


隣で文句を言うのは私の古い友j「幼なじみ」………幼なじみの長宮高子。


「いつもいつもおんなじこと書かされて飽きたんだよ」

「だったらとっとと終わらせたらいいじゃない。提出するのは私なのよ。毎回文句言われるんだから…………」


ふむ、これ以上この話は長引かせないほうが吉と見えた。なんか話題あったっけ………タロットでいいや。


「ところで、あの力をどう思う?これから脅威となりそうか?」


主語は飛ばしたが、しっかり伝わったようで、一気に真面目な顔になった。


「時限爆弾みたいなことができるらしいけど………正直、攻撃可能な『対象』が分からないと判断しかねるわ。ただ………」

「ただ?」

「『タロット』の力は持ち主に依存している。タロットだけでも種類があるし、描かれた図柄が何を意味するかは捉え方次第、つまり、」

「可能性は無限大、か…………」

「ええ、そうだけど………」


途中で何も言わなくなったので高子の方を見ると、目があった。


「面白そう、って思ってるでしょ」


よく分かったな。とは思ったが、それを極力態度に出さないように…………出てるらしい。隣でニヤニヤ笑っている。


「まあ、無理もないか。3番目の『力』だもの」


「ああ。持ち主次第で無限の可能性を秘めた『タロット』、治癒能力を持つ神獣『フェニックス』そして…………」



「「世界中に存在する全ての伝説、伝承が一つの種族名へとまとめられた……………神獣『(ドラゴン)』」」

青龍がいなかったのはこれが理由だったんですね〜。

さて………バトルシーン早く出せるようにしないと……………てか、これほんとはファンタジーなのに………

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