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金髪美少女な彼女との久々のいちゃつきと妹

「んでー?羽一はちょっと目を離したら女の子と出掛けるんだ...」

と家に帰りリビングでラミがどこか拗ねたような恨めしそうな瞳で僕を見つめてくる。こんな、表情ですらめちゃくちゃ可愛いのだからラミはやはり美少女なのだろう。

「こいつは友一の妹の小崎だよ。兄の前でデートなんかするか...でも不快にさせたらごめん...」

と僕が呟くとラミは安心したのか口許を緩め

「...まあ、羽一の年下好きは今に始まったことじゃないし良いけど」

と少しからかうような意地悪な表情を浮かべそう呟いた。

「あのなー!年下は年下でも僕はラミとめいだけが好きなんだ」

「...私だけじゃないんだ...」

「彼女としてはラミだけが好きだから...」

も僕が頬をかきなからそう呟くと気をよくしたのかラミは僕の手を小さな手で握り

「...ねえ...ぎゅーってして...」

とラミは僕の胸に顔を埋めながらそう呟いた。ラミのご要望通りラミを抱き締めると、豊かな胸の感触とラミのフォルムの細さが感じさせられた。

「お兄ちゃん!ってあれ...お邪魔しちゃたー」

と自室で寝ていたはずのめいにこの気まずすぎる現場を見られてしまった。

「もうー!やっとかー私が相談にまでのったんだからー」

とめいがよく分からないことを言っている。

「ラミ?」

と少しいやな予感がしてラミにそう問うと

「...だって、羽一の方からきてくれないから...」

「...それはごめんってかでも妹にはやめてくれ...羞恥で死にそう」

めいはそんな僕たちの事をもろともせずにニマニマと笑みを浮かべ

「もうーへたれいちゃんは!まあでも私は嬉しいんだよ!2人がこのままくっつけば私はラミちゃんの義理の妹!!」

「へたれいちゃんやめい!しかも、めいが4月生まれでラミが11月生まれだからめいがお姉ちゃんになるだろ」

めいの発言により、ラミは少し頬を赤らめていた。

「...羽一もたま渚さんに相談してるのに...」

とバレていたらしい。僕はたまに昼休みにの空き時間に購買で売っているクリームパンと引き換えに渚に相談にのってもらっていた。ちなみに友一に相談していない理由は友一に話すと友一の彼女の話に変わり友一の彼女の良さを力説されるので僕は渚に相談してた。

「バレてたか...」

と僕が言うとラミがジト目でこちらを見つめてきた。

「ごめん...今度からは僕からいくので許してください」

と僕はぷりぷりと怒っているラミには平謝りをするのだった。


~作者から~

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