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金髪美少女な親友に告白した。

あれから全力疾走で家へと走りラミがいるはずのリビングへと向かったがそこにはラミの姿が見つからなかった。傷つけてしまったのだろうか?と思い呆然と1人リビングで立ち尽くしていると食卓テーブルに置き手紙が置いてあった。

「羽一へ。さっきは驚かせてごめんね。迷惑だったよね?実は羽一が用事で家を出た後にお母さんから電話があって家に帰って良いことになりました。今まで泊めてくれてありがとうございました。」

と手紙には几帳面な字で手紙の端に涙を滲ませそう書かれていた。おそらく、ラミの母親はラミに何らかの価値を見いだしまた、家に置くことを決断したのだろう。だが、果たしてそれでラミは幸せなのだろうか?答えは否だ。ラミは僕の家に泊まるようになってから確実に笑顔が増えていた。おそらく、ラミにとっても今までの生活が幸せだったはずなのだ。そしてそんな幸せな環境から親友、いや世界一愛してる女の子を粗悪な環境に戻してしまって良いのだろか?僕はそれが例え社会的に間違っていることだとしても僕はラミを連れ戻す。そう誓い、僕は前に一度教えてもらった記憶を頼りにラミの家へと向かうのだった。


あれから20分くらい歩いた先にラミの家があった。ラミの家は家と言うには申し訳ないくらいの豪邸で威圧感があるまるでゲームのラスボスの城のような場所だった。

僕はインターフォンを押しに玄関口の前へと向かおうする途中で、ふと右側にある立派な庭を見上げるとそこには1人、体育座りをしているラミの姿があった。

「ほら、帰るぞ」

と僕がいつものように微笑みながら呟くと予想外だったのかラミは少し困惑している様子だった。

「え、どうしてここに...でももう迷惑かけたくないし...」

とラミは瞳の光が罪悪感からか徐々に失われていっている。

「全然迷惑なんかじゃない。僕たちは親友だ」

と僕がはっきりとそう言うとラミの瞳に光が一瞬差し込んだ物のすぐに先程のように光を失い

「...親友って言っても男女だし...羽一に迷惑かけちゃうから....」

と呟く。だが、これはぐうの音もでない程の正論だ。やはり、僕たちの関係はこのままではいけないのだ。僕は拳を流血するくらいの強さでギュッと手を握り締め

「なら、付き合えば良いのか?」

と言う。拳が僅かにヒリヒリと腫れているのを感じる。だが、緊張からか全くと言っても良いほどに痛みは感じなかった。

「...え、良いの?...」

とラミの瞳に光が宿り、ほのかに期待の籠った表情でラミが見つめてくる。僕は唾を勢い良く飲み込み続けるように

「当たり前だ。改めて言うけど今までごめん。僕ラミの気持ちに気づいてた癖に気づかないふりをしてた。僕はラミが好きだ...こんな僕で良いならこちらこそ付き合ってください!」

と宣言する。ラミの頬はどんどん赤くなっていっているのがわかる。10秒程の間が空いた後にラミは僕を慈しむような瞳で見つめながら

「...う、嬉しい...わ、わたしも好きだよ...羽一これからもよろしくね...」

と呟き僕の腕に胸を押し付けるように寄りかかってきた。ラミの顔をを見つめるとより頬を赤く染め愛でるような笑みを返してきたのであまりの可愛さに僕は照れから

「んじゃ、これからは親友兼彼女って事でよろしく...」

と呟くのだった。


~作者から~まだめちゃくちゃ続きます!!ここからが本番なのでよろしくお願いします!

作品のフォロー、ブックマーク的なやつと評価よろしくお願いします( *´艸`)


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