ことの経緯は?2
声が響く…
[誠に申し訳ございません。私どものミスでこちらの世界まで干渉し、被害を出してしまうなどと・・・本来あっては、ならないことですが・・・]
そして、体育館の舞台の真ん中が光を放ち、その光の向こうから一人の人が出てくる。
その人は、綺麗な翼が生え、透明な光を放つドレスを身にまとっており、肌は透き通ったように白く、髪も肌と同じように白く、でも何故か暖かい色をしている。
それは見る人、見る人を圧倒させる美しさだった。
みんな同じように恍惚とした表情を浮かべ、一定の人は固まってしまってさえいるようだ。
しかし、その雰囲気はあっという間に壊された・・
同志たち「「くっ、こいつ直接脳内に語り掛けてくるっっ!」」
カイト「うんわかるよっ!気持ちは分かるけどっ、それは今じゃないだろっ!?」
だが、同志たちはそんな声は耳にも入らないかのように、今さっきよりも恍惚した表情を浮かべている。
(なんで、やりきった感がでてるんだよっ!)
同志D「あんたはなんなんだ?」
[私のことは…そうですねこちらの世界で言うところの天使や女神といったところでしょうか?
今回のことについてはこちら側の力を使い、皆様の記憶を消してここの惨状を復元することが決まりました。]
「どどういうことよ!・・何が起きているのか分かるように説明しなさいよっ!」
「そ、そうだ!あの生物は何なんだっ」
「今、外はどうなっているんだ!?」
「記憶を消すだと・・どうゆうことだよっ?」
「こちらのミスってなんなのっ」
「お前はホントは天使なのか?」
「さっさと助けろよっ!」
「家に帰らせろっ!」
一人の叫び声によって言葉が、いや野次といえるだろう・・雪崩のように吐き出されていく。
[「静粛にっ」]
その女性が初めて口を開いて声を出したのだ、それはまるで言霊のようでいきなり全ての音が止んだ。
[今からできる範囲で説明いたします。]
不自然すぎるほど静かな、まるでその女神以外の世界が止まってしまったかのような時間が流れる。
[まずこちら側でミスが発生し、植物系の魔物の種がこちらの世界に紛れ込んでしまいました。
その魔物はタケノコというのですが、こちら側の世界は魔物にとって栄養価が高いものが多いらしく、
その為あれほどの急成長が起き、その成長速度がこちらの対処よりも早かったため被害が生じた
というのが今回のことの顛末です。]
[しかしながら、あなた達の記憶は消えてしまうというのに・・・何故お聞きになられたのか不思議でございます。]
[因みに先ほどわたくしの部隊が消滅させたので、あのタケノコはもう居ません。
被害者がいなかったのは、あの魔物が放つ鎮静効果を持つ花粉があったため、
避難がスムーズだったとこちら側は認識しています。]
(来たのがタケノコで幸いというところなのか・・?)
みんなその言葉に少なからずほっとした表情を見せている。
…ただ一人を除いてはだが・・今は突っ込めれない状況でよかったと思う。
[では、もう私も力が限界なので、記憶の消去のほうを始めます。]
女神がそういったとたん、視界がだんだん白く染まっていく・・・視界にいた人の数も減っていく・・
____。
「うっ、なんだ?クソ頭いてぇな・・」
何があったのだろうか意識が朦朧としており、体の節々も痛む気がする。
「なんだここは・・?」そこは視界全てが白い、ただただ白い部屋だった。
「おっ、おいっ!どうなっているんだ!」
叫んでみるが反応もなければ、声も響かない。
「あっ、誰だあれ?なんか見たことがあるような・・・」
見つけた人(?)らしきものに近づくと・・
Dが倒れていた。
「えっ!? おっおい!起きろよ。起きろよアキトっ!」
文章のペースが綺麗じゃなくて読みにくいと感じる方多そうだなぁ・・
あっ、やっとD名前で呼んでもらえた(笑)
次回から異世界だからっ!ほんとだからっ!