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訓練2日目

*文章の抜けがあったのでを修正しました。

今日もあんな訓練を行うと思うとひじょぉおに気が重いのだが、癪なことに昨日しっかり体を動かしたためかぐっすりと熟睡でき今までにないほど気持ちのよい目覚めだった。


部屋を寒くして今日もアキトが起きる前に部屋を出る。調子が良かったせいか昨日よりも絶妙に寒くできたかな?と思う。


昨日朝飯を冷やさせれたことを思いだし、アキトが来る前にさっさと食堂に行くことをした。


この宿実は結構新しい宿なので、宿の主人も20そこそこでかなり若い。少し前まで宿を立てるために冒険者をやっていたようだ。


冒険者が少しずつ稼げるようになると部屋代が上がっていくという話ではあるが、駆け出し冒険者には安くしてくれるありがたぁいお店なのである。


「おやっさん朝のA定食を1つ頼むよ」


「おう任しとけ、あとまだ若いからおやっさんはやめろ。そいやお前さん宿の契約はどうすんだ?今日で3日目だろ?」


「あー、そっかなんだかんだ忙しくて忘れちゃってたな。あいつが来てから決める感じでいいかな?」


「まぁ、そのほうがいいだろうな。ほいA定だ、お待ちどうさん。」


「では、いただきm ≪ここにカイトとアキトってやつはいないかっ?≫ 」

口いっぱいに頬張ろうとしたところで、食堂の扉が開きここ最近よく聞いた声が俺たちの名前を呼んだ。


恐る恐る開いた扉の方に目線を向けると、宿に来た時案内してくれた女の子がきっとアキトが寝ているだろう部屋へとダスクを案内していた。

見なかったことにして戻ってくる前にさっさと食べてしまおう。


視線を戻すと宿の主人が引いた目でこちらを見ていた。

とても気まずい・・・。


「・・・ごちそうさまでした。」

周りの視線から逃げるように、流し込むようにして食べた朝飯は味が全く感じられなかった。


「…お前さんたち何したんだ?あの人が冒険者をわざわざ迎えに来るなんて理由がいくつかしかないんだが。アレでもやってんのか?」


わざわざ食べ終えたところを見計らい主人が声をかけてきた。


「えっ、アレって?・・・ってかあの人やっぱりヤバイんですか?」


「そりゃ、あの人は・・・全然やばいことなんてないです。」


急に主人の顔色が悪くなったと思ったら、食器に影が落ちてきて・・。


「・・・今誰がヤバいだって?」


おっと、しっかり寝て元気になったはずなのに急に体調が悪くなったようだ。

さらに不思議なことに、何故か痙攣と悪寒が止まない。


「はは・・自分にはなんとも・・。」


振り向くが笑顔が怖くて目が合わせれない。

いつから聞かれてたんだろ・・。


「まぁいい。宿の主人すまんがこいつとそいつを借りてくぞ。ほら、行くぞ。」


襟をつかまれて引きずられる、アキトも同じような状態だ。

ダスクが机にいくらかお金を置いているのが見えた。


「あっ、ちょ、じ自分で歩けるからはなしてーーー。『バタンッ』」




「いっきに静かになったな…一応部屋は取っておいてやるか。それにしてもあの人は相変わらずだなぁ・・。」

宿の人々もほっと息をついたのだった。





「朝早くからギルドまでの大きな通りを色んな人たちに奇異の目で見られるという、羞恥プレイはなかなか心にくるものがあるな。」


一応抵抗を試みたが握力が半端なく、重力負荷もかけられているようで抜け出せない。

ホント何者なんだよこの人。


「俺は襟をつかまれた瞬間に抵抗を諦めたさ。」


腕を組み、目をつぶって達観したようにアキトがそんなことを言う。

状況に適応てできるなコイツ。


「この程度は苦でもない・・・朝から死にかけたからな。」


「寒すぎて?」


「違う。お前に仕返ししようと超冷やした水の球を作って部屋の扉開くの待ってたんだよ。

それで、思ったよりも早く扉があいたから、急いで打たなきゃって思って相手を確認せずにやったら・・・そこにダスク師匠がな。


『朝からするにはなかなかいい挨拶だな。』


『えっ!? な、なんで居るんすか?』


『まぁ、挨拶をされたのだから返さないとな。』


『いやぁぁぁ!ってか当たってないんだからいいじゃないですか!許すしてくださいよっ!』


『それならお前もよければいいだろ?』


ってな感じが朝の顛末だ。つまり俺はお前を許さない。」


「えぇ・・いや俺も悪かったけど。お前も大概だろうよ。」


「そういえば師匠本当になんで来たんですか?」


「時々、次の日逃げようとするやつがいてな。探すのめんどくさいから迎えに行ってやるようにしたんだよ。」


「なるほど人が増えるまで逃げたら、見つけられにくいし、人ごみに紛れたら魔法の乱射もできないからいい考えだな。」


「よし、明日もしっかり迎えに行ってやろうじゃないか。まぁ、それに知ってるやつがやってる宿だったからな。」


「明日から来なくても大丈夫ですよ。遠慮してください。」


「いいや、遠慮しないね。」


「そんなことしてるから、重い女とか言われて行き遅れるんすよ。」


アキトが昨日ギルドにいる治癒師から言われた言ってはいけないことシリーズを言ってしまった。


「よし着いたぞ、今日は特別厳しくしてやるから覚悟しとけ。」


今日もまた地獄が始まろうとしている。


「「昨日も十分厳しかったくせにぃいい。」」




魔法の手数が増え、罰ゲームが重たくなり昨日より一層ボロボロにされましたとさ。

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