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童貞転校生  作者: プー太郎
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お前ら転校生がイケメンとか美少女がだったら良いなとか思ってるだろ?現実そんな甘くねぇんだよ!!

季節は4月、出会いと別れの季節。

そんな俺はドキドキドキしながら教室の前に立ってます。ちんこは立ってないんですけどね!

ファーーーーwww


今日俺はとある高校に転校してきますた。

姓は大橋 名は大輝と申します。

身長168cmの黒髪、7月5日生まれのピッチピチの高校3年生の童貞です!

好きな科目は保健体育、好きなゲームはFFです。


なぜこんな俺が転校して来たかと言うとよくある親の仕事の都合。前の高校離れる時は寂しくて大泣きしましたね。

涙流して鼻水垂らしてお漏らししたら皆からさっさと行け!ってキレられました。何でですかね?





まぁ気を取り直してもうすぐ先生が俺を呼ぶはず。

俺は顔もそんなに良くないし正直この教室の中の皆をがっかりさせると思います。

どうせあれだろ…テレビとか漫画の見過ぎで転校生=イケメン、美少女とか思ってるんだろ。


ふふふ…残念だが俺はそんな高スペックな顔など生まれてこの方持ち合わせていない!

だけどクラスに馴染むには顔だけじゃない。性格も大事なのだ。

よし…自己紹介一発目で俺が明るく楽しいムードメーカーキャラという事をアピールして…青春を謳歌するんだ!



「それじゃ大橋君、入ってきてー」

今更ながら少し緊張する。制服の学ランの袖をギュッと握って。

先生から呼ばれて俺は教室のドアを思い切り開ける。

クラス中視線は俺に釘付けで。やめて…そんなに見ないで…そんなに見られると…

感じちゃうのぉwwビクンビクンwww


そんな事を考えてるけど顔は至ってクール。

イケメンじゃない顔を必死にカッコ良く見せてる。

チラッとクラスメイトの方を向くと全員と目が合う。


俺の脳内だと今女子全員俺のクールさに惚れてスプラッシュマウンテン状態に違いない…!



壇上に立つと大きく深呼吸して。

もう日本、いや世界中全ての酸素を吸い込み二酸化炭素を排出する勢い。勢いだけね。

そして俺は口を開いた。



「皆さんこんにちはぁー!大橋 大輝です!

年は皆と同じ18歳だけど〜…僕は永遠の18歳☆因みに好きなタイプはぁ…おっぱいが大きくて慎重は僕よりちょっと低め、ショートカットの物静かそうな女の子♡でも僕と二人きりになるとすぐ甘えたがるような子がいいなぁ♪ この中にもそんな子はいるかなぁ??

ふふふ♪ とりあえず時間も無いからこんなものかな!

もっと僕の事を知りたかったらすぐ話しかけてきてね!僕たちはもう友達何だから…いや、友達という存在を超えた…肉親!兄弟!人類皆兄弟なのだよ!!!」



とりあえずこんなもんか…。自己紹介が終わると教室は静まり返っていた。何だこの冷たさは…。

さ…寒い!先生!今すぐ暖を取ってくれ!



「えー…まぁみんな仲良くしてくれよ?緊張してテンパったのかもしれないからな!大橋の席はあそこな!」


先生が謎のフォローを入れると俺は指差された席に歩き出した。ふふ…こいつら俺に惚れてやがる…。

全員口を開けやがって…舌突っ込んでやろうかぁ!?


席は一番後ろの真ん中…これから俺のニューライフが始まるのか…。

楽しみで楽しみで…




勃起しますたww転校初日から勃起を隠さなきゃいけないww


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