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The Voice of Heart  作者: Akuro
4/5

41~60のココロ

PAGE[041]


[人]


支えて 支えられて


支えられてると言う感覚


これを実感できない人は…


かわいそうだと思う


…………………………………………………………………………………………


PAGE[042]


[世界は 3]


見方が変われば 心が変わる


心が変われば 世界が変わる


目先の小さなこと 目先の自分のこと


そんなことばかりじゃ


心も世界も変わらない


人を思いやる心


それが、余裕を産み


余裕は見方を変える


見方が変わればまた余裕が出来る


その余裕がまた心を変えて…


一人一人がその心を持って…


世界を変える


…………………………………………………………………………………………


PAGE[043]


[ブラックボックス]


人は、その中にいる時、その中にいることに気付かない


世界だってそうだ


惑星だってそうだ



宇宙と言う大きな箱に幾つもの惑星が散りばめられた


惑星と言う小さな箱に幾つもの命が散りばめられた


大陸と言う更に小さな箱に幾つもの命が更にに散りばめられた


そして、国と言う小さな箱に幾つものグループと言う更に小さな箱が出来た


その中に、君はいる


こんなわけのわからない例えが…


こんなわかりにくい例えが…


だけど、気付きにくいことだからこそ…


あえて表現したかった。



だって、言われてみて、ハッとしないかい?


自分がこの世界にある事の奇跡を……。


…………………………………………………………………………………………


PAGE[044]


[好きだから]


暗闇の中で、肌を重ねた。


一生懸命腰を振って、


一生懸命汗をかいて、


一生懸命相手を知ろうとした。


その行為が、命を作る為の行為であろうとも。


なぜなら、男と女と言う境があるからこそ肌を重ねないとわからないこともあるから。


だからと言って誰とでもしていいことではない。


だからこそ、誰とでもじゃない


アナタだから


アナタだからこそ、互いに一番弱い所を重ねてアナタを知ろうとした。


ただ、したかったわけじゃない


アナタを知る為の行為を。


アナタが…


…………………………………………………………………………………………


PAGE[045]


[中心の煌めき]


人を集める人と、人が集まる人の違いは、ギラギラとキラキラの違い。


なんだか、ギラギラが良くなく聞こえるけど…


そんなことないんだよ?


ギラギラしてない奴は人を集められないんだから。


キラキラしてようが、ギラギラしてようが、人の中心にいれる人って凄いと思わない?


…………………………………………………………………………………………


PAGE[046]


[成長の理解]


少年の頃、俺に不可能はなかった。


少し成長して、更に不可能はなかった。


そして、少しずつ変わる。


自分がしてきたことが全てじゃないと少しずつ世界を知る。


その中で出来ないことが沢山ありすぎて、


世界で独りぼっちな気がした。



暗い部屋で天井に手を伸ばしても、携帯をパカパカ開いても答えはでない。



そして、やっと気付いていく。



それに気付かせてくれたのは、沢山の仲間と家族と大事な人。



自分に出来ること、自分に出来ないこと。


これを知って、自分と言う人間に気付かされていく。


皆が皆、そう言った大切な自分と大切な人達のことを忘れてる。


自分があるのは、自分だけでここまで歩いて来たからじゃない。


相手があるのは、相手だけでここまで歩いて来たからじゃない。



相手も自分も助け合い、補いあってここまで生きてきたんだ。


だから、誓おう。


自分が出来ないことは存分に助けてもらう。


だけど、自分が出来ることは存分に相手の力になろう。


補いあうといったこの世界で、私は、どれだけの人々の力になれるのだろうか。



―――――…………。



少年には不可能がなかった。



少年には力がなかった。



少年は成長して更に不可能はなかった。



少年には守れる力も、守る為の知恵もなかった。




しかし、少年は大人になり、不可能が増えていった。


しかし、少年は大人になり、自由と力を手に入れた。


少年は大人になり、不可能を受け入れ本当の大人になった。


少年は大人になり、不可能があることも悪くわないのだと理解した。


世界は、そうやって回っていくのだと、理解した。


――――………。


…………………………………………………………………………………………


PAGE[047]


[溜め息涙]


溜め息をついた。


君は、幸せが逃げちゃうよっと笑った。


そしてまた、溜め息をついて、涙を流した。


君は、溜め息したら息を吸いなっと背中を撫でた。


息を吸い、その空気がなぜか重くてまた溜め息をつく。


そんな繰り返しを何度も何度も繰り返し。



僕は、また泣いた。



君は、笑いながら抱き締めてくれた。


抱き締めて、背中を撫でてくれた。


そして、君は言った。


もっと寄りかかりなよって。




寄りかかり過ぎるのが怖くて…


寄りかかって迷惑をかけるのが怖くて…


迷惑だって思われるのも怖くて…



変に甘えるのが不器用で。



ただ、ひたすらに言葉が出てこなくて泣いた。


君は、「もぅ、泣き虫なんだから」っと抱き締めてくれた。


…………………………………………………………………………………………


PAGE[048]


[涙心 3]


きっとホントの涙ってのゎ思っても出ない物なんだ。


勝手にこぼれてくるんだよ。


…………………………………………………………………………………………


PAGE[049]


[アナタ×居場所]


―気を使って生きる?


そりゃ、人と人とが生きるんだから気を使えなかったら生きるのも大変だよ?



だけど、アナタが自分を殺してまで一緒にいなくちゃならない仲間なら捨てちまいな。



アナタが、アナタらしくいられる場所。



それこそが、アナタの一番の場所なんだよ。


…………………………………………………………………………………………


PAGE[050]


[罪と罰]


地球はいつも1つだ。


地球に浮かぶ大陸はいくつもあるけど…


地球は1つだ。


そんな世界に生まれ、勝ち負けの戦争と言う競争で殺しあう。



…謎


……謎


矛盾する謎。


世界は1つしかないのに、それを奪い合う謎。


神にでもなったつもりか?


人はいつだって混沌の権化。



世界は誰のモノでもない。



一人一人にあたえられた世界を奪うことすらやる人間に、幻滅する。



美しく、


醜く、


歪んだ人間。


それが神々が人間に与えし、試練なのか。

はたまた罰なのかは……わからない。


…………………………………………………………………………………………


PAGE[051]


[☆]


花に名前を


星に願いを


私に貴方を


…………………………………………………………………………………………


PAGE[052]


[奇跡とは]


奇跡が起こると言う。


人は、奇跡を起こすと言う。


それが、良くない方に起きた奇跡ならば、人は全てを人の性にする。


しかし、良い方に起きた奇跡ならば、人は奇声にも似た歓喜をあげる。



全てを忘れてその場で喜び、悲しみ、怒号し…



よく、考えろ。


奇跡なら全てが奇跡だとは思わないか?


これを読んでくれてるアナタ。


―これも奇跡。


ここにこんなくだらないことを書けること。


―これも奇跡。


こんなことを書き込める、ネット、携帯、が生まれたこと。


―これも奇跡。


木が生まれたこと、水が生まれたこと、空気が生まれたこと。


空が生まれたこと、海が生まれたこと、大地が生まれたこと。


この惑星が生まれたこと。


宇宙と言われる謎が生まれたこと。


―それこそが奇跡。


奇跡を忘れて生きている今。



私は、忘れない。



アナタに出逢えた掛け替えのない奇跡。


これを読んでくれるアナタ達に出逢えた…


奇跡



―奇跡と言う、この世界に感謝している―


…………………………………………………………………………………………


PAGE[053]


[勇気の心]


どんな屈強な困難に勇気を持って立ち向かっている人だとしても…


今まで作り上げてきた自分を自分で壊して変えることが出来る人は少ない…


最高の勇気とは、自分を変える勇気を持った人の勇気だと思う。


…………………………………………………………………………………………


PAGE[054]


[偽善者]


俺の知りたがりな性格。


多分、首突っ込んで五月蠅いだろうな。


余計なお世話?


お節介?


だって仕方ないじゃないか。


他人、友達、家族、恋人。


他人を元気にすると、自分が元気になれるんだから。


偽善者かもしれないね。



だけど、俺は、本気でアナタ達を元気にしたいから…


そして、俺も元気になって。


一緒に笑いたいから…


…………………………………………………………………………………………


PAGE[055]


[喜怒哀楽・春]


雨だ。


大雨だ。


彼女は、その大雨に濡れて笑った。


くるくる回って笑った。



―風邪ひくよ?早く傘にはいりなよ?



僕の一言に彼女は笑った。


―雨の日も太陽は雲の上で照り輝いてるんだよ?


頑張って世界を照らしてくれてるんだよ?


―だからって、雨に濡れてたら…



―だからだよ?私が君を照らしていたいから、雨なんか笑って回ってやるんだ。



彼女のその一言が。


彼女のその笑顔が。


太陽の様に僕を照らしてくれた。


涙を隠すのに…


僕も傘を投げて、彼女と回って、踊った。


春先の草と雨の匂いと彼女の笑顔に、僕は微笑んだ。


…………………………………………………………………………………………


PAGE[056]


[喜怒哀楽・夏]


なんで、あの人すぐ怒るんだ?



なんで、あの人あんなことで怒ったんだ?



―怒られる。それだけアナタは成長してるんだよ?怒った人より、怒られた人の方が成長するんだもの。

ぶすくれてばっかりいないでそこをアナタの糧にしてみて。



―あんなこと?ふざけんな。

アナタの中の小さいことが、彼女の大きなことなんだ。

一人一人の小さな世界で、小さなルールがある。


良く言うじゃないか。


その人を知る為には、その人がどんなことで怒り、どんなことで悲しむかを知りなさい。


あんなことだと言わず…


彼女に頭を下げなさい。


そしたら、彼女もきっと、クーラーの効いた喫茶店でお茶しながら笑って許してくれるから。


…………………………………………………………………………………………


PAGE[057]


[喜怒哀楽・秋]


雨が降った。


寒い寒い冬に近づく秋には珍しい雨が。


彼女は、涙を隠すから、と。


雨に打たれた。


僕は、うずくまり泣く彼女に傘を差し出した。


この傘は、冷たい雨から君を守るだろう。


僕は、君の心に降る冷たい雨から君を守る傘になれるだろうか?


なれて、いれればいいのだけど…


…………………………………………………………………………………………


PAGE[058]


[喜怒哀楽・冬]


気がつけば、彼女は隣にいた。


気がつけば、彼女は笑っていた。


気がつけば、彼女は怒っていた。


気がつけば、彼女は泣いていた。


気がつけば、彼女と楽しんでいた。


きっと、そうやってコロコロ変わる彼女の表情を楽しんで来たんだ。


そして、これからも…


笑って


怒って


泣いて


楽しんで


春夏秋冬を過ごしていくんだね。


除夜の鐘がなり、僕は彼女に笑った。


…………………………………………………………………………………………


PAGE[059]


[歩もう]


生きること


―辛いこと


苦しいこと


我慢すること



…ふざけんな



辛い、苦しい、我慢…?


その半分…いや、それ以上に楽しいことがあるんだ


自分でそれを探そうともしないで


―皆が皆、そんなに強くない…


わかってるよ、そんなの


だからこそ、そんなアナタの力に少しでもなりたくてここにいる


少しでも支えになりたくてここで文を描き、物語達と一緒に歩んでる


さぁ、手を伸ばして


人生に負けないで


僕等と一緒に歩もう


…………………………………………………………………………………………


PAGE[060]


[8888=4949]


笑うとハハハハ


泣くとシクシク



笑うは64


泣くは36


つまり、


人生は、四割泣いて過ごすけど―…


六割は笑って過ごせる―…


ってこと。


だから、笑えとは言わない、今は泣きたいだけ泣けばいいよ。


また君が、顔を上げて笑顔を作れるまで一緒にいるから。

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