log6
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Poem - log6
例えば何もない世界にぽつり
例えば君のいない世界がひとつ
例えば君が笑う世界がぽつり
例えば何もない世界にひらり
例えばこの世界に何があるのか
君にはわかるだろうか
例えばこの世界のどこかに
僕の愛さなかった君がいるのなら
ぽつり立つ僕は
例えられない感情を知る
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月並みな言葉よりただ一片の愛情を
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愛の手のひらに包まれて
この愛を大空に羽ばたく
届けるのは 愛の場所
戻っておいで 本当の愛
(あい、アイ、逢い、i。それは私、愛は私、アイアム、愛)
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前を向いて歩くより
後ろ向いて 走ってやる
横向きに跳ね回るより
斜め向きに 飛び跳ねてやる
何より君を 抜かすために
努力なんて生ぬるい
死ぬ気で君を 抜かしてやる
頂点に立つのは君じゃない
この僕自身だから
死ぬまでに君を 抜かすから
胡坐かいて待ってろよ
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溢れ出る何かを伝えるには
この命は短すぎるのに
ただ枯れて消えるにしては
長いものだ
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青白い唇から吐き出すの
そのまま そのまま
くすぶるのは 愛情の魔法
青白い切っ先が示すままに
そのまま そのまま
くすぶる想いを 吐き出すの
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静寂な夜に眠る
疲れを癒すように 心を休めるように
脆弱な朝が来る
命を慰めるように 言葉を失うように
そしてまた 静寂の夜がやってくる
涙を流すように 慟哭を吐くように
静寂な夜に眠る
ただただ ゆっくりと 夜を眠る
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受け継ぐ先に 言葉があって
伝える前に 言葉が消える
伝達の手段は 存在を肯定され
変容を伴って 受け継がれるのなら
僕たちの語る言葉は
澄み切った水を照らす 光のように
暗がりに誘う 魔法のように
替えようもなく 美しい
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「ひとりはさみしい」と言った
言葉の響きが 色を変えて漂う
互いの空間に漂う色は
互いに違う 色味を 響きを 意味を
それぞれ持っていて
僕らの色が 切ない色になる前に
「さみしい」と言った言葉は
意味をなくして 消えていった
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僕の目を 一つあげよう
見える世界が 少なくなるだろう
僕の手を 一つあげよう
できる事が 少なくなるだろう
僕の心を 一つあげよう
意思のないガラクタがまた一つ 少なくなるだろう
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甘い砂糖菓子と苦いコーヒー
貴方の好みに 染まった空色
好きと嫌いが 混ざり合うHug&Kiss
酔って酔われて果てない愛を
甘いクリームのように歌いあげ
舐めとる舌に噛み付くのなら
私の愛は どこまで届くのかしら
私の愛は 貴方に届くのかしら?
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「部屋にいるだけで 僕は満たされるのだ」
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(さい)
祭壇の祭に再会の誓いを立てた
春の訪れに咲いた桜の足元で
最後の妻に別れを告げた
美談なんかじゃない
最悪だけどそれなりに最愛な彩を
僕は見たのだろう
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ブラックコーヒーが飲めないと言った君の
歯を見せて笑う姿を 僕は覚えていない
僕らはまた会うことは 決してないのだろう
思い出すのは あやふやな君の 言葉ばかり
ぼんやりとした君の影は 僕をあざ笑うように霞むのだ
君を捨てた僕を けらけらとあざ笑うように
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「さよなら、愛した人」
「ありがとう、愛しき人」
巡る季節、外の景色は変わらない
また桜は散って 若葉を芽吹く
「愛してた、貴方のことを」
願いは届かないし 窓の外も変わらない
また桜が咲く頃 僕は思い出すだろう
なにより美しくない桜が咲く頃
変わらない 春の香りに似ている貴方を
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愛、愛、愛。
愛は恋の上位互換?
愛情、友情、すべて感情。
戻れない道なら、前に進むしかないじゃないか。
愛、愛、愛。
生きている限り感じる情と、
進む限り避けられない道の誕生に
涙する、これもまた感情。
言葉にできない、感情、愛。
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革命の足音が聞こえる
遠くまで響く力強い音は
僕のちょうど目の前で立ち止まった
これ以上は、進めないよ
そう言っている気がした
僕は革命と向き合いながら 呆然と立っていた
それ以外 なにもできない
革命と、僕 僕と、革命
僕は自分がどうしたいのかわからなくて
革命を撫でた
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さあ、飛び降りろ
君が思う殻の中から 外へ 外へ
その先に着地点がないとしても 怖がるな
足をくじいたって 膝を擦りむいたってかまわない
そんなのすぐに治るさ
自分の力で 意思で 飛び降りろ
さあ、君が思う線を越えて その先の世界に
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誰が誰を殺したの?
何が何を殺したの?
誰に誰が殺された?
彼は誰を殺したの?
誰が彼に殺された?
綻んだ傷跡をえぐるのは 君じゃない
僕たちの役目だから
「誰が彼を殺したの?」
鳴いたカエルに問いかけた
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(タグ使用作品)
#最後の今日 に別れを告げるくらいなら
きっと僕は最後の昨日を悔いるだろう
最後は 終わりは常に 新たな始まり
終わらないものはないし
始まらないものもない
憂うより嘆くより #最後の今日 に口付けて
また会える日を夢にみよう
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ふわふわり 風の下で寝そべりながら
上を見上げて そよぐ雲に抱かれるの
青く透明な空に浮かぶ 想像をしながら
地面の密やかな 草地に抱かれるの
のどかな初夏の朝の風は
緑の香りを運んで 僕に
新しい芽吹きを見せるのです
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他人の不幸を大さじ二杯と
死者への冒涜をひとつまみ
愛する人への感謝と 利己主義の塊を
ドロドロに溶かして混ぜて
溢れる涙と 吐き出した怨嗟と一緒に煮込む
形がなくなるまで煮詰めたら
最後に心が裂かれる程の哀しみをスパイスに
貴方へ贈る 最高のおもてなし