たまには自作について語ろうか
いや語らせてくださいお願いします。ほんっと、たまにですからっ(土下座)。
……という前置きは、ともかく。
連載の最終話分を書いていて(了)の字を書くと、いつもさみしくなる。この辺は書き手さまによって異なるだろうけれども、私はいつも泣きたくなってしまう。
「コイツ等と付き合ってあげられるのも、今日で終わりか」
そう思うと、すっごく切なくなってしまうのだ。
先日完結させた連載物(アルファポリスのファンタジー大賞に出してたアレ)を終わらせた後は、さみしさと脱力感でいっぱいだった。
んでもって。
完結させた分を更新すると、なぜか脳汁がドバドバ出てくる(笑)。
競馬の重賞レースの前と後、おんまさんが異様に興奮しているのと同じくらい。余談だけど、あの時の馬も偉いんだよ、ちゃんと「仕事」と割り切っている。
レースが終わってからジョッキーも含めて、検量という作業があるんだけど、これ終わらないと競馬馬も仕事が終わらないの。
でも、検量後に自分の上に乗ってビシビシ鞭かましたオトコ(騎手とも言う)が、嫌いなヤツなら振り落としていいんですよ。
実際に振り落とされたヤツがいます。それくらい、抑えてた感情を「ぶん!」と出せるのがレース後なんですけれどもね。
と、まあ。これくらい脳汁(ドーパミン、と言ってもいいのだろうか?)が出ている訳です。この状態をふたたび味わいたいから、また苦しい「鍛錬みたいなー?」作業に入っていくんですけれども。
さて自作について。
あの作品のヒロインの名前は最初から決めていました。
と、言いますか。
いつか、あの名前で「ハッピーエンド」の物語を書きたいと思っていたのであります。モチーフは、中島みゆきさんの鬱曲「エレーン」!
(「異国」の方が破壊力が大きいと思うのだが……)
私、あの曲は大好きなんざんす。
あれは実話が元になっているらしいですね。場末の風俗に勤めていた外国人労働者が云々、という。この季節に聴くにはちょうどいい按配の鬱曲でございますが。
歌詞を書くのは規約違反になりますから、いたしません。しかしながら万が一にでも、あなたにお暇があれば一度、聴いていただきたく思います。
あの曲を聴いたり、時々ヒトカラで歌ったり(くっ……暗い!)するうちに、むくむくと首をもたげてきた欲望がありました。
「よっしゃ来い! おまえを幸せにしてやろうじゃないの!」
賢い読者さまはご理解していただけると思いますが、中島みゆきさま御大に楯突くとか、そういう気持ちは全くありませんよ。本当に、私は私なりの狭い器量の中で
「日本語の美しさを教えてくれた曲」
へのオマージュを表したかったんです。
自分のためにもね。
だけど、あまりにも難しいから! キャラ設定を十七歳の箱入り娘にしちゃいましたー、みたいなー。てへぺろ。
や、今思ったんだけど。エレーナが、どん底から這い上がる熱血物を……とか、あああ。こんなふうに思っちゃうから受けない路線に、ますますハマっちゃうのかもしれません(滝汗)。
実は私は、昔から中島みゆきさまに影響を受けております。氏の曲タイトルと同名の小説もあります。でも歌詞のフレーズ他を、そのまま書き写したりするのは絶対にやりたくない。だって、美しくないでしょう(笑)? 尊敬するサンプラザ中野さまの詞の世界も同じです。
どこまで尊敬している両氏ほか、クリエイターの皆さまの世界に近づけるかが課題です。
上でネタに持ってきた作品は、呉宇森監督への思慕の情だけで描きました。火花散らす銃撃戦を無音にして、逆にディズニーの名曲を画面に流す某映画が凄く好きでね(汗)。あの演出には痺れます。
ああいう雰囲気を行間から滲み出せるようになりたい、今日この頃です。




