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不気味な男  作者: 原始人
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シュウ対ダラス

ダラスside



ダラス(俺の、いや俺達の目的は、塔を破壊することだが、コイツらを相手にするのは骨がおれそうだな。)



ダラスはそう考えながら、他の仮面の者達を見ていた。



シュウ「よそ見とは余裕だな!」



シュウは両手の指に格子鉄線を絡ませ、凄まじい速度でダラスに放った。



ダラスはそれを右に避けたり、左に避けたりとしていた。




さらにシュウは格子鉄線を鞭のようにしならせ、ダラスに放つ。




ダラスは同じ要領で右に避ける。



ダラス「ッッ!?」



しかしダラスは何かが吸い取られる感覚に陥っていた。ダラスは格子鉄線を完璧に避けたが、しかしよく見ると、格子鉄線のまわりに黒いもやのようなものが、漂っていた。




シュウ「どうだい自分の力を吸われる感覚は?これはオイラが鉄線に闇の波動を送り込んでいるのさ。たとえかわしても近くにいれば力を吸われる。」




ダラス(厄介な武器だな。あれをどうにかしない事には迂闊に近付けないな。もしあれを受けてしまえば、ひとたまりもないだろう。)




ダラスはいきなり地面に手をついた。




ダラス「《グランド・ウォール》!!」




ダラスが魔法を唱えると、ダラスからシュウに向かって、地面が次々と突き上がっていく。

そしてシュウはアスファルトの壁に囲まれた。




ダラス「《グランド・ブレッド》!!」



さらにダラスは突き上がった地面をシュウに向けて、全包囲から弾丸の如く射出した。




シュウは一つ二つとかわすが、かわしても別のアスファルトの壁が襲いかかってくる。しかも、一度かわしても、同じやつがまた崩れることなく、再び襲う。




シュウ「《ダーク・ゲート》!! 《ダーク・スラッシュ》!!」




シュウは自分の目の前に闇色の扉を出現させ吸収し、さらに自分の両手を闇の波動で覆ってアスファルトの壁を粉砕した。



だがやはり全ての壁に対処しきれず、ネズミの仮面がひび割れをおこしていた。




シュウ「あ~あ、この仮面もう駄目だ。しょうがない、外すか。」




シュウはそう言って、ネズミの仮面を外した。

そこからグレーの髪と眼をした、凛々しい顔が現れた。




ダラス(やっと仮面を外したのか。しかし仮面を外した途端に魔力が半端なく上がったな。これはマズイかもな。)




シュウはもう一度ダラスに格子鉄線を放った。




ダラス「《グランド・ウォール》!!」



ダラスは今度は自分のまわりを、アスファルトの壁で囲った。




シュウ「無駄だね。《暗黒流星群》!!》」




ダラスの頭上に暗黒の空間が浮かび上がる。




ダラス(なんだあれは?)



ダラスが疑問に思っていると、ダラスの頭上から超大型の黒い星型の物体が何百、何千と降ってきた。




ダラス(あれはマズイ!)



ダラスは咄嗟とっさにグランドウォールを解除する。

しかし既に目の前に、シュウがいた。




シュウ「逃げられないよ。《黒縄地獄・絶》!!」




シュウは全身を回転させながらダラスに、格子鉄線を放った。




ダラスのまわりがシュウの格子鉄線でドーム状に囲まれる。




ダラス(これは駄目だ。力を吸われている状態では、抜け出せないな。もはやアレしかないか。)



ダラスは何かをするつもりだ。




シュウ「もうアンタは終わりだ。《黒縄地獄・円獄の舞》!!」




シュウは全身を回転させたまま、ダラスの身体を刻んでいく。

しかしダラスに表情の変化はない。

シュウはそれを不審に思ったがそれでも攻撃の手は緩めない。

さらにシュウの放った魔法が次々とダラスにぶち当たる。



ダラス「オオォォォ!これが最後の攻撃だ!《エンド・オブ・ソウル》!!」



ダラスがそう叫んだ瞬間、ダラスの全身が大爆発を起こした。




シュウ「グァァ!」



シュウは間近にいたので、かなりのダメージを負ってしまった。



シュウ「ハァハァ、まさか最後に自爆するとは。」



シュウは全身を血まみれにしながら言った。




ローギス「お疲れ様だなシュウ。《エターナル・ヒーリング》!!」



ローギスはシュウに治癒魔法をかけた。

どうやらローギスはダラスから少し離れていたので回避できたみたいだ。



シュウ「ゴメンよ~ローギス様、貴方まで危ない目にあわせちゃって。」



シュウはそう言って頭を下げた。




ローギス「気にするな。まさか自爆するとは、我も思わんかったわ。」




シュウ「後は他のやつらだね~。」



そしてシュウは他の仮面をつけた者達を見回し、傍観者に徹した。

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