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不気味な男  作者: 原始人
14/28

食堂

みんな~元気か~い。

原始人だよ~。

ハイ、拍手~

ハイ、すみません調子にのりました。


三人称side



ローギス「皆さん、揃ったようですね。」



夕方の6時になったので皆、宿の前に集合している。




麗奈「まだ、深夜までは時間があるので宿の中で時間を潰しましょう。」



アイシャ「そうと決まれば、まずは腹ごしらえだな!」



アイシャはもうスピードで食堂まで走っていった。



アリス「あ!ちょっと!もう!仕方ないわね。

食堂に行きましょうか。」




ガイ「おう!めいっぱい食ってやるぜ!」




食堂




食堂は人でごった返していた。



麗奈「どこか、空いている所はないでしょうか。」



麗奈は辺りをキョロキョロ見回していた。




ローギス「あの一番奥の6人掛けの席に、行きましょう。」



ローギスは食堂の一番右奥の席を指差した。



アリス「そうね、あそこしか空いてなさそうね。」




5人は席の前まできた。


???「ちょっとごめんよ。僕も座っていいかな?」



目の前から眼が青く髪も青い短髪の20代前半ぐらいの青年が聞いてきた。




麗奈「あ、ちょうど一人分空いているので、良いですよ。」



麗奈はそう言って目の前の青年を見る。



麗奈「あら、貴方は酒場にいた冒険者の方ですね。」



どうやら酒場にいた、冒険者のようだ。



青年「ええ、ちょうど貴方達がみえたもので、走ってきたのですよ。」




ローギス(この方、とても危険な匂いがしますね。)



ローギスは青年を見て思うところがあるようだ。


ガイ「まあ、一人増えた所でそう変わらんし、遠慮せずに食えよ。」



青年「ありがとうございます。」



青年はペコリと頭を下げた。



アリス「あのね~、ガイがお金を出すんじゃないのよ?私が出すんだからね。」



青年「あの、すみません。」



アリス「ああ、貴方はいいのよ、この馬鹿ガイが悪いんだから。」



アリスはガイの額を人差し指でツンツン突きながら言った。



ガイ「別にいいじゃねぇかよ。」



ガイはアリスの指をはねのけながら反論する。



アリス「今回は良いけど、お金は私が管理してるんだからね。そこのとこよろしく。」



アリスは言いたい事だけ言うと、メニューをみた。



ローギス「アリスさん、今回は私が払いますのでお金の心配はいりませんよ。」



アリス「本当!?助かるわ!さすがローギスね!どっかの馬鹿ガイとは違うわ。」



アリスはメニューから目を離し、ローギスをキラキラした目で見ていた。


ガイ「全く、現金な奴だ」



ガイはやれやれと首を横に振った。



アイシャ「あたいは、もう決まったよ!」



アイシャは決まったようだ。



ローギス・アリス・麗奈・ガイも決まったみたいだ。



ガイ「じゃあ、店員をよぶぜ。」



ガイが店員を手を上げて呼んでいた。




店員「ハイ、御注文はお決まりですか?」



若い女性が急いできた、どうやらこの女性が店員のようだ。

次々とメニューをとっていく。



最後はローギスのようだ。



ローギス「私は、ハンバーグセットをお願いします。」




女性店員「分かりました。御注文を繰り返します・・・」



女性店員は最後にローギスを見て、顔を真っ赤にして持ち場に戻っていった。



アリス(また一人、ローギスに落とされたわね。俳句でも作ろうかしら、   またひとり

ローギスを見て

落とされる

なんちゃって。)


青年「君達は、ずっと一緒に旅をしているのかい?」



麗奈「いえ、皆一緒になったのはつい最近ですわ。」



ガイ「お!もう、飯がきたぜ!」



それぞれ目の前に頼んだものが届いた。



アリス「じゃ、お腹もペコペコだし、早速食べましょう。」



全員「いただきます!」



アイシャ・ガイは豪快な食べ方をしている。

ローギス・麗奈・アリス・青年は丁寧に食べていた。




青年「君達と別れた後も女神の涙について、情報を集めていたんだけど、めぼしい情報はなかったよ。」



麗奈「そうですか・・」


ローギス(この方女神の涙を狙っているのですか。あれは、手にした者を不労不死にすると噂されている代物しろもの




ガイ「だったら、もうちょっとしたら、教会を調べに行くんだが一緒に行かねえか?」



ガイは青年を連れて行く気のようだ。




青年「そうだね、何か手掛かりが掴めるかも知れない。」



ローギスに続き、青年まで同行者になった。



アリス(大所帯になった気がするわ。)




そうこうしているうちに皆、食べ終わったようだ。



ローギス「それでは、時間も時間ですし、教会の方に行きましょうか。」


ローギスの言葉を皮切りに皆、食堂を出て行った。

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