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不気味な男  作者: 原始人
12/28

教会

今更だけど、原始人ってどんな名前だよっと思う今日この頃。

麗奈side



麗奈(まさかあの方がついてくるとは予想外でしたわ。)



麗奈はローギスを見ながらそう思っていた。



麗奈(とにかく今は、教会を調べなくては。)



麗奈は気を取り直した。


アイシャ「お!あそこが教会だな!」



アイシャが指さした先には、あまり大きくないが白い外壁で屋根が青く塗られ、屋根の中心には十字架が建っていた。



アリス「早速、入ってみましょう。」



アリスを先頭にゾロゾロと教会に入っていった。



教会の中には、50人ぐらいの信者がいて、

各々祈りを捧げたりしていた。

教会の最奥、3段ある階段を上った先に司祭がいた。



司祭は50代前半ぐらいの男の人で温厚そうな顔立ちをしている。

茶色かったであろう髪は半分禿げかかっていたが。




ローギス「・・・」



ローギスは司祭を、睨んでいたが司祭は気にした様子も無かった。



麗奈「こんにちは、司祭様。」



司祭「こんにちわ、ここへはなにか悩みごとでもあって来たのですかな?」




麗奈「いえ、よからぬ噂を聞いたので司祭様にもお話を聞ければと思い、こちらに赴いたしだいです。」




司祭「ああ、あの噂ですか下らない噂ですよ。

私が悪魔と関わっているなどと、一体どこから出回ったのか。」



司祭はかなり憤慨ふんがいしているようだ。



麗奈「そうですか、答えて頂きありがとうございます。」



麗奈は司祭にお礼を言った。




麗奈「やはり、本人に聞いた所で何も分かりませんね。」



ガイ「まあ、当然だろうな。」




ローギス「ここは、教会から出て行く信者に話を聞いた方が良いかも知れませんね。」




ローギスはアリス達に提案した。



アリス「そうね、じゃあ全員、一度外に出ましょうか。」



そして全員が外に出た。


ローギス「あまり近くにいると怪しまれますので皆さんそれぞれ、少しだけ離れて信者がでてくるのを待ちましょう。」




麗奈「仕方ありませんわね。(いつの間にかこの方がリーダーみたいになってますわね。)」



麗奈はローギスを見て思った。




ガイ「早速信者が一人でてきたぜ。」



アリス「まずは、私がいくわ。」



麗奈「お願いします。」



アリスは信者に話を聞きにいった。



アリスが向こうで何やら信者と、頷いたりしているので話を聞くことには成功したようだ。




アリスが向こうから戻ってきた。




ローギス「どうでしたか?」



アリス「やっぱり、この教会は怪しいわ。信者の人も教会にはきているけど皆、司祭を不審に思ってるみたいよ。」




麗奈「それで、これからどうします?」



アリス「どうも、深夜に教会から最近、物音がするらしいのよ。だから、深夜になったら、もう一度教会を調べましょう。」



アリスは内心夜中に行動するのは嫌だったが、

しょうがないと思った。



ローギス「でしたら、それまでは自由行動にしましょうか。」



麗奈「でしたら夕方6時までそれぞれ自由行動、6時になったら宿の前に集合しましょう。」



そして一行は一時解散した。

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