何でもない日を、何でもない日では無くそうの会。
何でもない日、ありきたりな日、そんな日にふと思ったんですよ。
「「「小説書きたいなぁ」」」
あわよくば書籍化して、ボロ儲けして、アニメ化して……
そう思いました。
でも、そういう欲望だけではありません。
面白い小説を書いてみたいという純粋な気持ちが、今でもメインなのは自信を持って言えます。
ということで、小説を書こうと思い立ったはいいものの、何を書こうか当然わかりませんでした。
なので、自分の書きたいものを考察してみようと思いました。
―――
まず俺は「面白い」小説を書きたいと思ったんだよな?
ここで言う「面白い」っていうのは、
「自分」目線か?
「他人」目線か?
……どっちもあるけど、前者は大前提かな。
自分で面白くないものを書いて、認められたとして「嬉しいか?」と問われたら、NOと言わざるを得ない。
だったら、とりあえず自分にとって面白い小説を書こう。
それなら、俺にとっての「面白い」ってなんだろ?
自分の趣味とか、面白いと思った作品の傾向から考えればわかるかな?
まず、俺の趣味は色々あるけど……
……考えることだよな?
生きる意味とか、自分にとっての価値とか、幸せとか、自己同一性の定義とか。
そういうのを考えるのは楽しいし、充実した気分になれるよな。
ということで、次は面白いと思った作品の傾向だ。
以下が最近好きな作品(アニメ、漫画、小説混合)。
―――
正反対な君と僕
幼女戦記
夜が明けたら、一番に君に会いに行く
BLEACH
猫と竜
秘密
告白
私の幸せな結婚
君の膵臓をたべたい
透明な夜に駆ける君と目に見えない恋をした
令和のダラさん
ワールドイズダンシング
クレバテス
ふつつかな悪女
魔法少女まどか☆マギカ
ヴァイオレット・エヴァーガーデン
葬送のフリーレン
メイドインアビス
サマータイムレンダ
小林さんちのメイドラゴン
かぐや様は告らせたい
薬屋のひとりごと
進撃の巨人
鬼滅の刃
チェンソーマン
Re:ゼロから始める異世界生活
ブルーロック
呪術廻戦
異世界おじさん
とんがり帽子のアトリエ
少女終末旅行
シメジシミュレーション
無職転生
黄泉のツガイ
地獄楽
氷の城壁
気が死ぬまで恋をしたい
アークナイツ
チ。―地球の運動について―
光が死んだ夏
タコピーの原罪
ソードアート・オンライン
ヤニねこ
ゆるキャン△
ぼっち・ざ・ろっく!
小市民シリーズ
永遠のゼロ
二十世紀電氣目録
ハイキュー!!
デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション
私を喰べたい、ひとでなし
ジョジョの奇妙な冒険
超かぐや姫!
ホタルの嫁入り
ホリミヤ
―――
最近のだとこんな感じか?
ラブコメにスポーツに、バトル、日常、感動、異世界、アポカリプス……
ほんとに傾向が見えないなぁ……
でも、全部面白いんだよな。
改めて、俺の「面白いと思う作品」について考えてみる。
まず、作品のジャンル自体には、あまり共通点がないように思える。
しかし、面白いと思う基準はあるはずだ。
どんな作品でも面白いと思うわけじゃないのだから。
とりあえず、それらの作品を頭の中で流して、体感してみよう。
(哀しい、素晴らしい、嬉しい、共感、好奇心、憧れ)
10分程度、記憶を流し見して、それとともに当時の感情が流れてきた。
今度は、それらの感情を加えて考察する。
作品に共通する、俺の感動の基準を探る。
誰かの価値観が、映像や文字で表され、それをもとに行動していく。
「こうしたい、この人が好き、これが好き、あいつが憎い、今が楽しい」
そういった気持ちをもとに、作品内の人物は動いていく。
そして、誰かと気持ちを高め合ったり、ぶつかり合ったり……
そういったものに感動していると言えるかもしれない。
価値観をしっかりと描写して、何が大事なのかを、見る人に共有し、共感させる。
だから、そのキャラの価値観から生まれる
・強い感情や葛藤
・その感情や価値観に裏付けられた行動
に、強く感動するのだろう。
つまり、俺の「面白い」の基準は、
・価値観の描写――登場人物が何を大切にしているのかが伝わること。
・行動の説得力――その人物の価値観や心理から、行動の理由が理解できること。
・感情の動き――価値観が感情や葛藤を生み、読者の心を動かすこと。
・表現の魅力――文章、演出、構成などが、面白さや感動をさらに強めること。
ということになる。
つまり、俺はこんな小説を書きたいのだ。
……むずくね?
―――
以上が、書きたい小説についての考察でした。
この後は面白い小説を書くだけですが……非常に難しそうですよね。
なので、まずは自分が面白いと思える世界観から考え始めました。
―――
面白い世界観……
未知のものとか、見ていて楽しいよな。
とりあえず、異世界にするか。
あと、未知の法則とかあれば、もっと面白いよな。
でも、それがただあるだけだと面白くないよな。
例えば、ペットボトルを浮かせることができる法則があったとしても、その理由が説明できないものなら、面白味を感じない。
つまり、何か大きな法則に基づいた未知の現象だと面白いわけだ。
……魔法しかねぇな。
魔法……ワクワクの権化と言っても過言ではないだろう。
その面白さゆえに、どれだけの中二病患者を生み出してきたことか。
好奇心、カッコよさ、カタルシス。
それらを同時に満たせる、最高の未知の設定だ。
これを採用しない手はないだろう。
でも、いわゆるチートや無双はそんなに好きじゃない。
それらの力が努力などに裏付けられたものならいいが、工夫も努力もせずに得た力は面白くない。
少なくとも、俺はそう思う。
つまり、工夫や努力の余地がある、未知の法則に則って発生する未知の現象……それが魔法であればいい。
魔法……魔法と言えば何でもできるよな。
思った通りのことができて、詠唱とか魔法陣とかがあって。
でも、唱えたら使えるだけでは面白くないし、書いたら誰でも使えるのでは面白くないだろう。
だからといって、保有魔力量なんかで制限を課すのも少し好ましくない。
……何でもできるのは、まあ一旦いいとしよう。
それをどう制限するかだ。
思ったことができる。つまり、イメージには制限されているわけだ。
しかし、それだけでは制限が弱い。
そもそも、魔法の発生原理を考えたほうが早いかもしれない。
魔法……未知の現象。
魔力……未知の現象を引き起こす……
何だろ、何がいいかな。
……粒子、目に見えない粒子とかいいんじゃないか?
その粒子の数によって、魔法に制限をかけることもできるだろう。
次は、その粒子の性質だ。
意識や意思に反応するのはほぼ確定として、ほかの設定だな。
……感情とかに比例して強くなったら、葛藤とか怒りが強さに反映されていいかもしれない。
あとは、魔力があると仮定した世界の生態系を考えて……人物を考えて……
―――
ということで、それから5時間くらい考えて、ざっくりとした設定と結末を考え終わりました。
性格が魔法の使い方に表れていたりして、割と面白くなったと思います。
しかし、問題はそこではなかったんです。
自分は説明するのも上手い方だし、語彙力もある程度ある方だし、考えるのも上手いと自負していました。
なので、完全に油断していました。
描写力は、それらとはまったく別物だったんです。
想像した光景を文章に落とし込む。
それはできます。
しかし、表現がひどく直喩的で、キャラの感覚を伴わせたりするのが下手でした。
……今はある程度改善されましたが、本当に難しいなと思いました。
それから1週間程度で10話くらい書いてみました。
その後、何度も改稿に改稿を重ねた結果、今の『魔法は思考で使う。』という作品ができました。
まだまだ文章は荒削りですが、多少は面白いものができたと自負しています。
何でもない日に小説を書こうと思い立ち、振り返ったときに、人生の分岐点だったと思えるような日にしたいなと思っています。
いや、します。
できるまで続けます。
以上が、『魔法は思考で使う。』を書き始めた経緯でした。
興味を持ってくれた方は、ぜひ読んでみてください。
読んでくれたら、喜びのあまり狂喜乱舞します。
よろしくお願いします!
魔法は思考で使う。
https://ncode.syosetu.com/n6641ms/




