『不動明王様とプレスマンの芯』
掲載日:2026/10/19
武蔵国の秩父街道に、石づくりの不動明王様が立っていました。仏法を守る守護神ですので、怖い顔をしていらっしゃいます。この街道を通る牛や馬が、不動明王様の前を通るときは、顔を反対側に向けて通るくらい、怖い顔をしていらっしゃいました。牛馬同士の衝突事故も多く、月に一度くらいは、積み荷の煮干しをばらまいたり、縫い針をばらまいたり、プレスマンの芯をばらまいたりすることがありました。近くのお寺に相談したところ、不動明王様をよそ見させればいいのではないかと言われたので、後ろを向いていただいたところ、衝突事故はなくなり、かわりに、裏の山から動物たちの気配がなくなったということです。
教訓:不動明王様は、仏法に害がない者に怖いことをなさったりはしない。はず。




