夜が明ける。
星空跨ぐ 冬の星座
君への会いたいが 日に日に募る
真夜中の歩道橋 点滅するシグナル
僕の心臓に等しいくらい
誰もいなかった暗闇の道に
君がひとり
誰かを待つ背中にポツリ
いつも通りの眠れなかったはずの夜に
君が朝を連れてくる
そういや君との電話
つないでたまま寝落ちしたんだっけ
まだつながってた君の声
聴こえてたのは夢の中にいた君
まだ眠いからって 起こさないでほしそうな
昨日話してた君の声を思い出す
おはようってつぶやいたまま
まだ時間はあるから
君からの返事 聴こえる寝息
つなげたままの このまま
もう少しだけ目を閉じてた
カーテンの向こう側の明かり
少しだけ目を開けて見ていた
あとほんの少しだけの 君との距離