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二章 行動開始

二話です。主人公は未だ未登場です。

評価お願いです!

「本郷のEXスキルで俺を介して聞いていただろうが、俺たちの目標だった元の世界に帰ることができないことが判明した。

 最初は返す話ではあったのだろうが、強すぎて危険因子と判断されてその召喚元でもある地球も壊したんだろう。」


 現状を把握し、全員に伝えるために委員長の龍之助が話し始めた。


「だが真実かわからない。蓮、EXスキルでわかるか?」


「俺の《真虚》で本郷の《精神回路》によって会話を聞いていたが嘘はなかった。」


「そうか・・・」

クラスの空気が重くなるのを感じた。

そんな中普段静かな響子が話し始めた。

「龍之助くん、12神の天使を倒した時に言っていたこと本気?」


「うん、本気だ。諦めて悲観するくらいなら俺はこの世界をここにいるみんなで支配し、あんなクソみたいな奴らを

 消したい。そして素晴らしい国を作る。だが、あくまでこれは、俺の意思 みんなの意思が知りたい。」


「簡単ではないと思うけど平気かな?正直地球がなくなった以上もう家族や友達に会えないことだってわかってる。

 けどもうどうしたらいいか私はわからない。」

響子の質問にヤハウェを倒した蒼士が答えた。


「実際の話もう俺たちが生きていける場所はないだろうな。だから作るしかない、俺たちで協力して生きるしかないだろ?

 俺たちは連携してこそなんだ響子の《無空間》と香奈の《時間旅行》の並行使用で魔王を倒す修行のための部屋を作り1日

 で5年分ほどの修行ができたし、12神の後ろを取れたのも楽の《配置》による恩恵だ。実際俺もヤハウェを倒すことが

 できたのも 羽の《平等主義》によるおかげだしな。」


「あれ〜さっきまで俺一人で十分だぜとか言ってなかった〜」

羽が蒼士の横から言った


「あ、ちなみに私は龍之助に賛成。一人ではやれることが限られるしやっぱりみんなと一緒にいたいかな。」


その一言でみんなの意思が決まったのか

一様に賛成の声が広がった。


「みんなありがとう。まずはこの国の《輝国エレス》を拠点にする。響子、悲しみを割り切れとは言わない。ただ

 今何をするべきか考えてみてよ。俺たちはいつでも味方だ。」


「ごめん俺のEXスキル《俯瞰》でエレスを見ていたんだけど敵の兵士が集まってきてる。」


「目橈!数はどれくらいだ」

龍之助は思考する。ベストな選択をして30人に被害がでないように。


「指示を出す!聞いてくれ!7人で1組を3つ作る。残り8人は俺とこの場に残り司令塔とする。

 怪我をした者はここに戻ってきてくれ。俺と楽・蓮・目橈・本郷・絵里・結衣・響子・萌香

 ここに残れ。3グループは蒼士・紀良・零の3人を筆頭に能力が兼ね合いが良いものと組め」


修行で身につけた魔王を倒すために組まれた陣形の形を即座に組み始めた。


「自身の命を最優先の行動をしてくれ!対処が完了し、無事でまだ動けそうならそのまま国を仕切る

 軍のものを全て殺せ。拠点としてまずこの国の中枢につくぞ!」





スキルは使うときに説明します。

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