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『ブラックデビル』〜人類vs人間兵器〜  作者: ヒュンメン
大陸戦争編
47/83

047 作戦

 この争いの勢力は、大きく分けてビバ帝国側とロスクルド帝国側の二つに分かれている。


ビバ帝国側には同じピス大陸から東ペビア国とテワ国。フメイ大陸からデネグ共和国。そしてアメーメー大陸からロザオーン帝国と、クベック大陸からケラニア人種帝国が参戦。


対するロスクルド帝国は、同盟国のウメ王国とガレーラ大国。北方コヘバス国。そして侵略によって手に入れたターサ国が参戦した。


ターサ国本土とその周辺の島々で行われた争いは、ついにロスクルド帝国の本土にまで広まっていくのだった。


予めこうなることを予測していたロスクルド帝国の王、フィリップは、ウメ王国とガレーラ大国に全国民を避難させる。それにより敵国を様々な方法で迎え撃つことが可能になった。


ビバ帝国のバール達は、ロスクルド帝国のミレリンに侵攻していた。

作戦前夜、こんな会議が開かれる。



「よいか。今から名前を呼ばれた者は敵の兵士長を見つけ、その相手をするのじゃ。王はワシがやる。」


テツがディープ、エド、トゲゾウ、クロガネ、バール、ハヤト、ビュウの名を呼んだ。


クロガネはともかく、バール、ハヤト、ビュウの3人はテツからの大抜擢だ。

実際、この3人はフグマールの隠れ家での特訓でかなりの力を付けており、誰もが納得する指名だったのだ。


呼ばれなかったバンズやモエ達は周りの兵士の相手をすることになった。


ビバ帝国を始めとするピス大陸の三国は、ロスクルド帝国のドイドミム港から侵入し、作戦通りミレリンにあるビシュ城を目指す。


ドイドミムからミレリンへ移動し、ビシュ城はもう目前に迫っていた。


その時だった。


いつ仕掛けられたのか、後方で1回、爆発音の様なものが聞こえた。爆発音は次第に数を増やしていき、誘爆に誘爆を重ね一斉に爆発する。

ゼロが念入りに行っていた作業は、これだったのだ。


後方支援部隊はほとんど全滅だった。


それだけでは済まない。

爆発によって前方戦闘部隊も、ビシュ城の西側と東側に分断されてしまう。

作戦通りに進めるのは困難を極めた。


会議で指名された者のうち、西陣営にはハヤト、バール、ディープ、エドが向かったが、東陣営にはトゲゾウとクロガネ、ビュウの3人しか向かうことができなかった。



ロスクルド帝国の策略によって戦力を削がれてしまったビバ帝国連合軍。これにより戦況は、目まぐるしく変化していくこととなる。


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