表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『ブラックデビル』〜人類vs人間兵器〜  作者: ヒュンメン
大陸戦争編
46/83

046 大陸戦争

 それは、淡い秋の日差しが差し込む、晴れ上がった朝のことだった。


中央大海に浮かぶターサ国という島国。毎年多くの観光客で賑わうリゾート地があることで有名だ。ビバ帝国からも多くの観光客が訪れている。


しかし、丁度ビバ帝国とロスクルド帝国の中間に位置しているこの国は、戦いを有利に進めるためにロスクルド帝国側からすると、どうしても侵略しておきたい土地だった。


「いい?アラン、わかってるわよね? 」


腕を組みながらメロルが厳しい表情で1人の兵士長を見つめる。


「わかってるって。すぐ終わらせてくっからよ!」


とても明るい赤い髪の色をしたその兵士長は、意気揚々と戦艦に乗り込む。ゼロが用意した潜水艦には、6人の兵士が乗り込んでいた。


いつもと変わらない時間が流れるターサ国。観光地として有名なのだから、当然国民だけでなく、観光に訪れた人々もいただろう。


1日が始まり、賑わい始めたターサ国を、悲劇が襲う。


「ちょっと、何?あれ」


1人の住民が海の方を向いて、指を指している。

その瞬間だった。


突然爆発が起こった。次々と島に上陸する兵士達。手には皆武器を持っている。


1人だけ武器を持たない兵士がいた。アランだ。アランは手当たり次第に建物を爆破させている。

その下で逃げ回る人々を、兵士が襲う。


早急に助けを呼ぶために、船のある港へ向かう人もいた。しかし、港にはすでに敵の潜水艦が浮かんでいたのだ。


ターサ国はロスクルド帝国の兵士によって完全に包囲されてしまっていた。

つい先ほどまで平和な空気が流れていたこの国は、一瞬にして戦地へと変わってしまったのだ。



侵略されてから2日後、ターサ国の同盟国であったクベック大陸のケラニア人種帝国は、ターサ国からの連絡が途絶えたことを不審に思い、使いを送る。しかし、帰ってきたのはその使いの遺骨だった。


それから、ケラニア人種帝国は、ピス大陸のビバ帝国に協力を要請する。これにより、ビバ帝国側とロスクルド帝国側が対立し、全面戦争へ突入するのであった。



「動き出したみたいじゃの。」


テツのその言葉は、宣戦布告の意味を成していた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ