それは、こうなりますよね
今まで、いらないことや恥ずかしい心をごまかすために、たくさん書き込んできたこの前書き。ちょっとだけ控えようかと思っています。でも、数少ない皆さんとの交流なのかな?なんて思ってましたが。
「繰り返す日々」
あなたの顔が見たくて
淡い明るい色が似合うというより
原色を着ると顔が死んでしまうあなたが
生まれたままの姿で
横たわっている時
私はあなたの顔を見つめている
あなたは何と思っているのだろうか
内気で優しいだけが取り柄の
目立たないあなたに
いつまでも関わり合っているのは
理由があったから
別にどうということもない
思いだしたくないことを忘れたくて
哀しいことを忘れたくて
そんな時に、ふと
静かな、落ち着きを与えてくれるのだけれど・・・
忘れかけていたそんな気持ちを
わずかな間だけれど
あなたの顔に見る
その顔が見たくて
今日も会いに来た
もう一年になる
「なぜ今そんなこと言うの?」
人間が好きになったり
嫌いになったりすることは
これは仕方のない事だよ
だからと言って
その人が
責められるべきではないと思うよ
女は
いい人が現れたなら
そちらの方へ移るものだし
男も
同じことなのかもしれない
結婚も一緒にいたいからだし
子供を産んで育てるだけのものではないと思うよ
だから、見合いと恋愛とでは本質的に違うわけだよね
恋愛がどうの
見合いがどうのというのじゃないけど
結婚にしても、家庭にしても
もっと違っていてもいいのかもしれない
他のことも似たようなものじゃないの?
最低の条件であるからこそなのかもしれないけれど
そんなことわかっているのよ
私はあなたのなんなの!
「出しそびれた手紙」
「私には他人の気持ちが解らないのでしょうか
知っていて傷つけているようにもおもえます
しかし彼らの強かさは私を傷つけます
いったい本心を語るということは傷つくことなのでしょうか
いままで正直すぎて馬鹿を見てきました
もう本心などというものは語りません」
「いつの間にか、あなたは私の心まで欲するようになりました
あなたは今までで最初の、私にそばまで近づいた人だった
私はあなたを近づける以外何をあげられたでしょう
すべてを任せたはずでした
私はあなたに傍にいて、静かに微笑んでいて欲しいのです」
「私は知らずにあなたに求めるようになっていました
あなたの愛を、すべて私に向けてほしかった
私はあまりに多くを望みすぎたのですね
今この手紙を書いて、涙が止まりません」
「何が一体変わったんだろうか
私は少しも変わっていない
人は心が冷たいというかもしれない
でも、何ができただろう
私は私でしかなく、多くは求めていなかった
・・・」
「近況」
なにもそんなにだめだと言わなくても・・・
たくさんのことは求めてはいない
弱い人間が支え合おうとしているのを
なぜそんなに不安がるのか
生き残って、もう三年を迎えようとしている今
もう一度そこに戻れと泣き叫ぶ
会いたくて、会いたくて
もう一度帰ることのできる故郷さえ
心の隅に持っていたらと・・・
何度も
何度も
思いだすように浮かんでくる言葉
冬来たりなば、春遠からじ・・・
でも、いまは虚しい
やっとのことで、たどり着けた感があります。あと少しで、顔が赤くなるところは終わりです。これから先、ますます寡作になっていきます。現実はいつも厳しいということでしょうか。