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終わった世界を旅しようwith変人達  作者: 九条ハイネ
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自己紹介〜清生聖の場合〜


自己紹介〜清生聖の場合〜


「はぁ、、、俺の名前は清生きよみ ひじり。今年から大学生になったばかり。一応、よろしく」


と、学生証を出して2人に見せる。


「「、、、、(せいせいせい?)」」


初対面ながら、奇跡の心の声の一致である。


「まぁ、なんでこんな状況になってるかは分かんねぇな。俺も朝起きて毎日の日課である天使ウォッチングをしようと来てみれば、この有様だ」

「なるほど、私を探しに来たのね」

「違う、天使だ」

「だから、私のことよね?」

「お前の頭は餡子がたっぷりなのか?」

「誰がアンパンマンよ⁉︎」

「あ、違ったか、かばお君」

「せめて性別は女の子でお願いします!」


話が噛み合っていそうで噛み合わない2人。

年齢は近いはずなのだが、利害と言うか趣味、性癖か?それが壁になっており、うまく噛み合わない。


「とりあえず、お前の天使って誰のことだ?」


最年長であるおっさんが聖に聞く。


「ふっ、聞きたいのか?てか、分からないのか?」

「だから、私の」

「それはだな、、、、」

「せめて最後まで言わせて欲しいですぅ」


華麗にスルーをした聖は今まで自分がいた保育園の方を指差し叫ぶ。


「幼女だ!!」


「、、、、、はい?」

「だから幼女だ。確かに彼女達には正確な年齢などの制限があるが、俺が幼女と決めた子は幼女となる。それはもう可愛いからだ。小さな手、力はなさそうに見えて母親などの手を掴む力はギュッとなる。小さな足、トテトテと歩く足はあぁ、、、舐めたい。小さな目に小さな口小さな顔、体、胸、腿、etc、、、。あ、待ってくれ。別に俺は幼女に対して恋愛対象なわけではない。ただ見たい、触りたい、それだけなんだ。そう、見続ける。だから俺は毎日歩いては探して見つめる。それを繰り返してきた。そりゃ、通報されることもないとは言えない。でも、それがどうした?俺は何かしたのか?してないよな?見ていただけなのだから。それが最近は歩くだけで話しかけるだけで見るだけで事案にされて、、、、、ほんと生きにくい世の中だよな。こんなこと言ったらロリコン、犯罪者と言われるし。言いたいことも言えないこんな世の中じゃ、、、、、とにかく俺は純粋無垢、雲中白鶴で綽約多姿、絶世独立、八面玲瓏、幼窕淑女な子がいいんだ。そんな子達を愛してる」


(こ、、こいつヤベーぞ)


安直な感想だが、これ以外に感想があるのだろうか?

(え?どうするんだよ、この空気。)


「すなわち、私のことね?」


「「はい?」」


空気を壊したのは自称美少女のきらら。


「なるほど、可愛くて美しくて純粋無垢、雲中白鶴で綽約多姿、絶世独立、八面玲瓏、幼窕淑女な私のファンってことね」

「はぁ?」

「そんな照れなくていいんだよ」

「黙れ、リアルで新しい頭にするぞ!このサイコロで」

「せめて丸いものでお願いします⁉︎」


とにかく、2人目はロリコンさんでした。


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